執筆者:水口貴博

遅刻癖を直す30の方法

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遅刻のペナルティーを作って、時間を守る意識を高めよう。

遅刻のペナルティーを作って、時間を守る意識を高めよう。 | 遅刻癖を直す30の方法

遅刻癖を直すために、ペナルティーを作るのも1つの方法です。

遅刻癖のある人は、遅刻に対する緊張感が足りません。

「遅刻をしても謝ればいい」と安易に考えています。

緊張感がなければ、時間に対してルーズになるのも仕方ありません。

そこで、上手に緊張感を作る工夫があります。

遅刻をしたときのペナルティーを作りましょう。

本来はペナルティーがなくても遅刻癖を直せればいいですが、人によってはペナルティー方式が効果的です。

「わざわざペナルティーを作るなんてばかばかしい」と思う人もいるでしょう。

たしかに自分でペナルティーを作ると、自分で自分の首を絞めることになります。

ナンセンスに感じる人もいるでしょう。

苦労やストレスを増やすだけで、嫌がる人も多いのではないでしょうか。

しかし、自分に甘いばかりでは、なかなか遅刻癖は直せません。

ペナルティーがあると、適度な緊張感が生まれ、時間厳守の意識が高まります。

本気で遅刻癖を直したいなら、ペナルティーを作ってみる価値はあります。

たとえば、学校に遅刻したら「朝のごみ掃除を担当する」というペナルティーがあります。

面倒な仕事が増えるとわかれば、遅刻に注意する気持ちが強くなり、余裕を持った行動しようと思うでしょう。

会社の就業時間に遅刻したら「給与から一定額を差し引く」というペナルティーもありでしょう。

少し厳しく感じるかもしれませんが、自己管理能力を高めるなら、一定の効果があるでしょう。

デートに遅刻したら「フルコースの食事をおごる」というペナルティーはいかがでしょうか。

フルコースの食事というペナルティーなら、デートを豊かにするアイデアにもなるでしょう。

友人との待ち合わせに遅刻したら「人数分の食事をおごる」というペナルティーも悪くないでしょう。

待たせる人が多ければ多いほど、ペナルティーも大きくなるので、時間厳守の意識が高まるはずです。

§

ペナルティーの決め方にルールはありませんが、生ぬるいペナルティーでは意味がありません。

緊張感を保つためにも、ある程度厳しいものがいいでしょう。

経済的なダメージが伴うペナルティーなら、間違いなく本気になれます。

特に大切なのは「自分でペナルティーを作る」という点です。

人に強制されると消極的になりますが、自分で作ったペナルティーなら積極的になれるでしょう。

自分の意志と決断によるペナルティーだからこそ、厳しい内容も快く受け入れることができます。

ペナルティーを作ったら、事前に公言しておくといいでしょう。

監視の目が強くなることで、ますます時間厳守の意識が高まります。

ペナルティーの厳しさが、あなたの遅刻癖を改善するのです。

遅刻癖を直す方法(18)
  • 遅刻をしたときのペナルティーを作って、時間を守る意識を高めておく。
「1人待ち合わせ」で、遅刻癖を直す練習をしよう。

遅刻癖を直す30の方法

  1. 時間厳守は、社会の基本。
    遅刻とは、あなたの信用を失う行為。
  2. 遅刻癖は、性格の問題ではなく、癖の問題。
  3. 余裕を好きになることが、遅刻癖を直す第一歩。
  4. 真剣に遅刻の悪影響を考えることは、遅刻癖の改善につながる。
  5. 遅刻癖のある人は、感謝の気持ちが足りない。
  6. 遅刻癖の本当の原因は、重要と思っていないことにある。
  7. 遅刻をして、恥じない人がいる。
    遅刻をして、反省する人がいる。
  8. 「ぎりぎりに到着するのがよい」と考えるのではない。
    「余裕を持って到着するのがよい」と考えよう。
  9. 初めて行く場所は「30分前の到着」を基本とする。
  10. 悪天候のときは、普段より早めに出発するルールを作っておく。
  11. 遅刻癖を直すポイントは、起床時間ではなく、就寝時間。
  12. 「スムーズに移動できる」と考えるのではない。
    「何かあるかもしれない」と考える。
  13. 腕時計を身につけることで、あなたは時間の主人になれる。
  14. 時計の数を増やして、時間を意識する機会を増やそう。
  15. 早めの時間を思い込めば、早めの行動を促せる。
  16. 時計を早めておけば、自然と早めの行動を促せる。
  17. スヌーズ機能は、遅刻癖のある人にとって必須の機能。
  18. 遅刻のペナルティーを作って、時間を守る意識を高めよう。
  19. 「1人待ち合わせ」で、遅刻癖を直す練習をしよう。
  20. 遅刻した人を反面教師にすれば、遅刻をされた経験も無駄にならない。
  21. 移動時間だけでは不十分。
    出かけるまでの準備時間も考慮しておこう。
  22. 当日に準備をするのではない。
    前日までに準備を済ませよう。
  23. 時間を守れた記録をつけると、遅刻癖が直る。
  24. 暇つぶし用のアイテムを準備しておけば、早く着いても安心。
  25. 遅刻癖の原因は、自分の中にあるとは限らない。
    自分の外にあるかもしれない。
  26. 無理なスケジュールは、遅刻のもと。
  27. 「遅刻癖が自然に直った」という言葉をうのみにしない。
  28. いっそのこと職場の近くに引っ越してみる。
  29. 遅刻癖に異常が見られるなら、ADHDの可能性を疑ってみる。
  30. 「いつか遅刻癖を直そう」と考えるのではない。
    「今から遅刻癖を直そう」と考える。

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