引っ込み思案の人は、重く受け止めないようにしましょう。
「引っ込み思案は悪いことだ」
「情けない性格で嫌になる」
「引っ込み思案の自分は、ダメな人間だ」
自分の性格にコンプレックスがあると、つい重く考えすぎてしまうことがあります。
引っ込み思案だと、発言も行動も控えめになり、なかなか自分の道を切り開けません。
つい臆病な気持ちが湧いて、ストレスやプレッシャーから逃げることが増えるでしょう。
しかし、重く考えてしまうと、ネガティブな感情が助長されます。
正体のはっきりしない不安が生まれ、心も重くなってきて、気持ちが落ち着かなくなります。
深く考えれば考えるほど、不安が大きく膨らんでいき、自分を追い込んでしまいます。
心のストレスが増大して、緊張感も出てきます。
重く考えすぎた結果、心拍数が上がったり手足が震えたりすることも少なくありません。
弊害があるだけで、いいことは何もないのです。
あらためて考えてみてください。
引っ込み思案とはいえ、罪を犯しているわけではありません。
交際が不可能というわけでもない。
未来が閉ざされているわけでもありません。
誰かに迷惑をかけているわけでもなければ、経済的な損失があるわけでもありません。
自分に少し自信がなく、積極的に人前に出たり行動したりすることが少ないだけのこと。
劣等感に悩む必要はありません。
引っ込み思案は、深く考えすぎず、個性の1つと考えましょう。
「私らしさの1つ」
「私の大切な個性」
「周りがなんと言おうと、大切な魅力」
個性として受け止めれば、悪いこととは思わなくなるはずです。
前向きに考えれば、未来に希望を持って、心も軽くなります。
結果として、引っ込み思案を克服しやすくなります。