引っ込み思案を直す第一歩。
それは、挨拶です。
引っ込み思案の人は、内気で消極的な性格のため、挨拶まで控えめになっているケースが目立ちます。
どきっとした人は要注意です。
挨拶をしているつもりになっているだけかもしれません。
挨拶とはいえ、受け身の挨拶はよくありません。
もちろんまだ挨拶をするだけいいのですが、積極性が足りないと、挨拶の爽やかな印象が半減します。
人から挨拶をされたから挨拶をするのではなく、自分から進んで挨拶をしていきましょう。
「積極的な挨拶なら、すでにできている」
そういう人もいるかもしれませんが、実際はどうでしょうか。
挨拶をする相手が、知人・友人・仕事関係者だけになっていませんか。
もっと幅広く挨拶をしていきましょう。
喫茶店やレストランの店員さん、スポーツジムのフロントの人、掃除のおじさんおばさん。
きちんと話したことはなくても、顔を知っている間柄なら、どんどん積極的に挨拶していきたい。
引っ込み思案の克服には、会話がうまくなければいけないと思われがちですが、必要とは限りません。
上手に会話ができなくても、きちんと挨拶をする人に好感を抱きます。
「声をかけられた」という感覚があると、誰でも嬉しく感じます。
自分に好感を持ってくれていることがわかるため、相手にも好感を持つようになります。
気分に応じて挨拶したりしなかったりするのではなく、毎回きちんと挨拶するようにしましょう。
できるだけ積極的な挨拶を習慣にしていきましょう。
積極的な挨拶の習慣なくして、引っ込み思案の克服はあり得ません。
挨拶は「笑顔」と「はきはきした声」の2つもポイントです。
仏頂面の挨拶は、声をかけられるほうも不安になります。
小さな声では相手に聞こえていないことがあります。
笑顔ではきはきした声で挨拶できれば、爽やかな印象があって、100点満点です。
挨拶は、人間関係の基本であり、極意でもあります。
挨拶が、なくて人間関係が悪くなることはあっても、挨拶があって人間関係が悪くなることはありません。
積極的な挨拶が当たり前の習慣になれば、引っ込み思案の第一歩は大成功です。