アイデア発想は、ダイヤモンドの採掘に似ています。
ダイヤモンドの採掘は「この辺りにあるだろう」と目星をつけて掘り始めます。
掘って、掘って、掘りまくる。
ところが深く掘ったにもかかわらず、なかなかダイヤモンドは見つかりません。
「見込み違いだったかな」という不安がだんだん大きくなる。
しかし、諦めかけたときが正念場。
「もう十分深く掘ったから何もないだろう」と諦めたら最後です。
掘るのをやめたら、ダイヤモンドが見つかる可能性もゼロです。
往々にしてダイヤモンドは、諦めかけた先にあります。
諦めずにさらに深く掘っていくと、その下にあるダイヤモンドを掘り当てることができます。
諦めずに、もう一踏ん張り深く掘ってみることで、念願のダイヤモンドを掘り当てることができます。
「諦めなくてよかった」とほっと安心する。
そして巨額の富を手に入れるのです。
これは、アイデア発想においても同じです。
「この辺りにアイデアがありそうだ」と目星をつけて、深く掘り下げていきます。
考え、考え、考えまくる。
ところが思いのほか、アイデアが出なくて苦労することが少なくありません。
「十分深く掘り下げたが、何もなかった」
そう思って諦めたら最後です。
アイデアは、限界と思った底の下に隠れています。
諦めずにもっと深く掘り進めることで、素晴らしいアイデアを掘り当てるのです。
あなたは今、アイデアが出なくてうんざりしているかもしれません。
なかなか成果が得られず、希望の光を失いかけているかもしれませんが、諦めかけたときが正念場です。
「これ以上深く掘っても無駄だ」と思っても、実際はわかりません。
「限界だ」と思うのは、自分が限界と思い込んでいるにすぎません。
ダイヤモンドの採掘をイメージしながら、もう少し粘ってください。
アイデアは、信じることが大切です。
「必ずある」と信じて深く掘り下げていくと、輝くものを見いだせるでしょう。
秀逸なアイデアは、底の下にあるのです。