執筆者:水口貴博

アイデア力を鍛える30の方法

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力を入れると、アイデアが出ない。力を抜くと、アイデアが出る。

力を入れると、アイデアが出ない。力を抜くと、アイデアが出る。 | アイデア力を鍛える30の方法

アイデア発想では「力の具合」にコツがあります。

力を入れるのではありません。

力を抜くのです。

アイデア発想は、瞬発力や持久力の勝負ではありません。

大きな力を必要とする作業でもなければ、勝ち負けを争うものでもありません。

アイデアを考えるときには、余計な力は邪魔です。

余計な力が入ってしまうと、ストレスや緊張感が加わり、思考が萎縮してしまいます。

思考が萎縮してしまうと、視野も狭くなります。

頭も固くなって、現実的な考えしかできなくなります。

また、力を入れていると、無意識のうちに呼吸も浅くなります。

脳が酸素不足になり、脳のパフォーマンスが低下してしまいます。

エネルギーの消耗も激しくなり、長期的なアイデア思考ができなくなるでしょう。

力を入れると、アイデアが出ないのです。

アイデアを出すなら、力を入れるのではなく、抜きましょう。

アイデア発想に気合は不要です。

想像力も発想力も、頭を柔らかくすることで、膨らんでいきます。

呼吸を整え、肩の力を抜き、リラックスします。

力を抜くと、不思議と視野が広がるでしょう。

穏やかな気持ちになり、物事を落ち着いて考えることができるようになる。

思考がのびのび自由な状態になって、想像力や発想力が膨らみやすくなるのです。

集中力も、力を抜いた状態のほうが、アルファ波が発生しやすい状況になって、潜在的な能力を発揮しやすくなります。

力を抜くからこそ、心や思考に余裕が生まれ、ユニークな発想もしやすくなります。

「集中するなら必ず力が入るのではないか」と思うかもしれませんが、誤解です。

「集中力を出すこと」と「余計な力を入れること」は別です。

集中することはあっても、余計な力を入れません。

力を抜いた状態で、リラックスしながら集中するのが理想です。

肩に力が入っていませんか。

肩の力も抜きましょう。

眉間にしわを寄せていませんか。

表情筋を緩め、もっと穏やかな表情になりましょう。

余計な邪念も振り払いましょう。

澄み切った精神状態になることができれば、ベストです。

力を抜けば、頭の中で世界が広がっていくことを実感できるはずです。

力を抜くと、アイデアが出るのです。

アイデア力を鍛える方法(1)
  • アイデアを考えるときは、力を入れるのではなく、抜く。
アイデア発想の3大悪。
見栄、体裁、プライド。

アイデア力を鍛える30の方法

  1. 力を入れると、アイデアが出ない。
    力を抜くと、アイデアが出る。
  2. アイデア発想の3大悪。
    見栄、体裁、プライド。
  3. 「いいね」は、アイデア発想を促す魔法の言葉。
  4. アイデア発想で大切なのは、敵対意識より仲間意識。
  5. 掃除をすれば、アイデアが出る。
  6. 人の目は2つしかなくても、視点は無限にある。
  7. アイデアは、詳細に表現すればいいとは限らない。
    受け手の想像に任せることで、最終的な表現が完成する。
  8. 学歴がなくても、いいアイデアを出せる。
  9. 最低最悪のアイデアから始めるほうが、うまくいく。
  10. 素晴らしいアイデアが出たから、大きな夢を持つのではない。
    大きな夢を持つから、素晴らしいアイデアが出る。
  11. 売れるアイデアを出そうとすると、売れないアイデアしか出ない。
    売れないアイデアを出そうとすると、売れるアイデアが出る。
  12. 元気なときしか出ないアイデアがある。
    落ち込んでいるときしか出ないアイデアもある。
  13. みんなのために考えると、抽象的なアイデアしか出ない。
    1人のために考えると、具体的なアイデアが出る。
  14. アイデアが出てから仕事をするのではない。
    仕事をしながらアイデアを考える。
  15. 3分で思いついたアイデアもあっていい。
  16. アイデアにも、一期一会がある。
  17. アイデアは、出せば出すほど、潤沢になる。
  18. 秀逸なアイデアに限って、変な場所で浮かぶもの。
  19. 小さなアイデアほど、大きな影響力を秘めている。
  20. 秀逸なアイデアが思いつくのは、野球のホームランのようなもの。
  21. 固い頭では、アイデアは出ない。
    柔らかい頭だから、アイデアが出る。
  22. アイデアは、いつでもどこでも思いつける。
  23. アイデアの質は、人によって評価が異なる。
    アイデアの量は、人に関係なく評価される。
  24. プロジェクト名をつけると、名前のとおりに頭が働き始める。
  25. 常識は、守るものではなく、破るもの。
    アイデア発想では、非常識こそ武器になる。
  26. 感動する機会を増やすことで、アイデアのパワーが強くなる。
  27. 他人の価値観で考えていると、アイデアが出ない。
    自分の価値観で考えると、アイデアが出る。
  28. 忙しいことを言い訳にしない。
    移動時間こそ、アイデアを考える絶好のチャンス。
  29. 「アイデアが出なかったらどうしよう」と考えない。
    「アイデアが出たらどうしよう」と考えよう。
  30. 不採用の理由に、アイデアのヒントが隠れている。

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