アイデアは、既存要素の新しい組み合わせにすぎません。
そのため、アイデアを考えるときは、ネタを集めることが大切です。
実際のところ、アイデアを出せるかどうかは「ネタ集めで決まる」と言っても過言ではありません。
ネタが多ければ多いほど、組み合わせのパターンも多くなるため、アイデアが出やすくなります。
「アイデアが出ない」と嘆く人は、ネタが不足していることが大半です。
どれだけクリエイティブな人でも、そもそもネタがなければ、アイデアを出すのは難しい。
知識に自信がないなら、徹底的にネタを集めてください。
学歴にコンプレックスがあるなら、なおさらネタ集めで勝負してください。
どんなに頭が悪くても、手元にネタがたくさんあれば、ユニークな発想が膨らみます。
では、どこからネタを仕入れるのか。
あらゆるところから仕入れる姿勢が大切です。
書籍、雑誌、新聞。
書籍代がかかるなら、図書館を活用してください。
インターネットで検索してネタを集めることも有効です。
情報の真偽には要注意ですが、手軽に素早くネタを仕入れるなら有効なツールです。
時には人に相談を持ちかけることも検討してください。
謙虚な姿勢で話を聞かせてもらう姿勢になれば、相手も快く知恵を貸してくれるでしょう。
恥を捨てるつもりになれば、ネタを集めやすくなります。
手だけでなく、足も使って、ネタを集めてください。
図書館に行く。
イベントに参加する。
美術館や展覧会に行く。
音楽コンサートを聞きに行く。
海外旅行に行く。
足を使えば、ますますネタが増えるでしょう。
あらゆるところからネタを集める姿勢が大切です。
何でもネタになると思えば、何でもネタになります。
ネタを集めすぎてごちゃごちゃするなら、整理すればいいだけです。
ネタの整理は、後からいくらでもできます。
クリエイティブな仕事をしている人は、普段から手元に豊富なネタを用意しています。
ネタのストックが大量にあり、必要に応じてネタを使い分けます。
ネタが豊富だから、アイデアが浮かぶのです。
ネタは、少なくて困ることはあっても、多くて困ることはありません。
十分ネタを集め、ランダムに組み合わせていけば、嫌でもアイデアが浮かぶようになります。
ネタを集める力が、アイデアを出す力になるのです。