アイデアを考えていると、途中で発想が脱線することがあります。
私たちの会話でも、途中で話が脱線することがあるように、アイデアを考えるときも、途中で発想が脱線することがあります。
ある目的に向けてアイデアを考えるものの、途中からだんだん発想がそれてきて、別の妄想が膨らんでいきます。
類似点や共通点を意識しながら発想をしていくと、だんだん本筋からそれていく。
気づけば、元のテーマから大幅にずれていることが少なくありません。
アイデア発想が脱線したとき、どうしますか。
「余計なことを考えている」と、元の軌道に戻そうとするかもしれません。
もちろん完全に無関係のテーマなら軌道修正も必要ですが、軽微な脱線なら許容範囲です。
軌道修正せず、そのまま脱線した発想を続けていきましょう。
脱線するのも貴重な機会だからです。
「脱線した発想が役立たない」という考えは、常識にとらわれた思い込みです。
脱線であろうと、発想は発想です。
どんな形のアイデアが役立つかわかりません。
往々にして秀逸なアイデアほど「意外性」があります。
脱線した発想であっても、思わぬアイデアにつながることが少なくありません。
発想が脱線しても、きちんと前に進んでいるなら、そのまま続けていきましょう。
ユニークなアイデアは、脱線した発想の先にあります。
目的に沿ったアイデアばかりでは、普通すぎてつまらない。
むしろ脱線したほうが、ユニークなアイデアになる可能性が高い。
脱線を楽しむくらいの姿勢がなければ、秀逸なアイデアが出ません。
発想が脱線しても、アイデアにつながるならOK。
どんどん発想の脱線を楽しんで、発想を大きくしていきましょう。
勢いは、大切にしたほうがいい。
少々発想が脱線しても、勢いがあるなら、どんどん突き進めていくことです。
勢いがないと出せないアイデアもあります。
発想の脱線を楽しんでいくと、想像や発想することも楽しくなって、どんどん頭の世界が広がります。
目的からずれていても、そのまま発想を続けていくと、思わぬアイデアにつながることがあります。
たとえアイデアが浮かばなくても、少なくとも発想力を鍛えるトレーニングになるので、無駄にはなりません。
アイデアは、量が大切です。
くだらないアイデアは、1つもありません。
少しくらい脱線しても、とにかく量を意識して、どんどん発想していきましょう。
その脱線が、ますます発想を豊かにするのです。