執筆者:水口貴博

発想力を鍛える30の方法

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連想ゲームは、発想力を鍛えるトレーニング。

連想ゲームは、発想力を鍛えるトレーニング。 | 発想力を鍛える30の方法

発想力を鍛えるのに有効な方法の1つが「連想ゲーム」です。

連想ゲームとは、ある事柄から、それと関連の別の事柄を思い浮かべ、どんどんつなげていく遊びです。

しりとりゲームをすることはあっても、意外と連想ゲームをすることは少ないのではないでしょうか。

しかし、連想ゲームは、頭を働かせるのに有効です。

しりとりゲームより高度に脳を使うことになるため、発想力を鍛えるトレーニングとして効果的な方法です。

道具は何も必要ありません。

自分の頭だけでゲームを楽しむことができます。

連想ゲームに難しいルールはありません。

最初に適当なキーワードを挙げて、どんどん関連する事柄をつなげていくだけです。

たとえば「山」というキーワードから連想ゲームを始めるとします。

「山→川→魚→お刺し身→タンパク質→筋力トレ→ダイエット→運動→ジョギング→汗…」

どんどん関連するものをつなげていくようにします。

自分が「関連している」と思うことなら何でもOKです。

「お金」というキーワードから連想ゲームを始めるとします。

「お金→財布→硬貨→紙幣→投資→銀行→ATM→監視カメラ→レンズ→虫メガネ…」

「スポーツ」というキーワードなら、次のような連想になるでしょう。

「スポーツ→運動場→太陽→紫外線→日焼け→しみ→日焼け止めクリーム→におい→鼻→嗅覚…」

少しでも関連していればOKです。

連想ゲームを進めていくにつれて、どんどん違った方向に進んでいくのが面白い。

類義語辞典を使ってもいい

連想ゲームに行き詰まったら、類義語辞典を使ってもかまいません。

カンニングのように思えますが、そもそも連想ゲームは試験ではありません。

類義語辞典を使えば「こんなキーワードがあったのか」と、新しい発見が得られるでしょう。

発想力だけでなく、語彙ごい力を鍛えることにもつながるので、一石二鳥です。

連想パターンは「多様性」を意識する

連想ゲームに慣れてきたら、できるだけ連想パターンを固定化しないよう、多様性を意識してみてください。

たとえば、お金から「財布」をイメージしたら、次回は、お金から「銅」「銀行」「お金持ち」など別のイメージで考えてみます。

同じ連想パターンもいいですが、できるだけパターンを変えていくほうが、発想力を鍛えるトレーニングになります。

連想ゲームを堅苦しく考えないでください。

「関連している」という感覚も、常識や固定観念にとらわれがちです。

自分が「関連している」と感じるなら、何でも連想を膨らませていいのです。

風船を膨らませるようなイメージで連想ゲームに取り組めば、楽しい時間を過ごせるでしょう。

連想ゲームを無制限に続けられるようになれば、発想力が鍛えられた証拠です。

発想力を鍛える方法(18)
  • 連想ゲームで発想力を鍛える。
「なぜ」は、発想力を鍛える魔法の言葉。

発想力を鍛える30の方法

  1. 発想力は、すべての社会人に必要なスキル。
  2. 発想力とは何か。
  3. 大人になった今こそ、発想力を鍛える適齢期。
  4. 気力・体力・精神力には、限界がある。
    思考力・想像力・発想力には、限界がない。
  5. 発想力を鍛えるのに、力を入れて頑張る必要はない。
    力を抜いて、遊び心を爆発させる。
  6. 知識と経験を増やすことは、発想力を鍛えることにつながる。
  7. バスや電車は、発想力を鍛えるトレーニング場。
  8. 通勤経路を変えると、発想力が刺激される。
  9. 漫画や小説で、別シナリオや後日談を考えてみる。
  10. 忙しいからアイデアが出ないということはない。
    暇だからアイデアが出るということもない。
  11. 仕事本番を練習代わりにしていい。
    仕事上の課題は、発想力を鍛える絶好の題材。
  12. 普通に考えるだけでは、アイデアは出ない。
    徹底的に考え抜いてこそ、アイデアが出る。
  13. 集中して考えるのは大切。
    リラックスして考えるのはもっと大切。
  14. 持ち物にニックネームをつけて、発想力と愛着を手に入れよう。
  15. あえて興味関心のないことに取り組んでみよう。
  16. 制限時間を設けると、アイデアが出やすくなる。
    適度なタイムプレッシャーは、頭の回転を促してくれる。
  17. 険しい表情をしていては、いい発想はできない。
    にこにこ明るい表情をしているから、発想力が高まる。
  18. 連想ゲームは、発想力を鍛えるトレーニング。
  19. 「なぜ」は、発想力を鍛える魔法の言葉。
  20. 発想力があるから、創作活動をするのではない。
    創作活動をするから、発想力が鍛えられる。
  21. 類義語辞典は、発想力を鍛える教科書。
  22. 複数の仕事に携わることで、アイデア発想が加速する。
  23. 短所や欠点に注目すると、アイデアが出にくくなる。
    長所や美点に注目すると、アイデアが出やすくなる。
  24. 想像力と発想力の違いとは。
  25. 社会貢献のイメージが、アイデア発想を加速させる。
  26. アイデア発想が脱線したとき、どうするか。
  27. 諦めやすい人は、発想力を鍛えられない。
    粘り強い人が、発想力を鍛えられる。
  28. お酒とコーヒーは、アイデア発想をスムーズにする飲み物。
  29. 発想力に自信があれば、堂々と履歴書に書いていい。
  30. 一番大切なのは、実際に取り組み、継続すること。

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