「アイデアを出すにはセンスが必要」
「才能がないと、素晴らしいアイデアも出ない」
アイデアにセンスや才能は必要と考えている人も多いのではないでしょうか。
もちろんセンスや才能が発想や着想に役立つのは間違いありません。
世の中には、センスや才能に恵まれている人がいるのも事実です。
独特のセンスがあれば、独特のアイデアを出しやすくなるでしょう。
特別な才能があれば、普通の人が思いつかないようなアイデアも出やすくなるでしょう。
センスや才能があれば、ひらめきやすくなって、アイデアも出しやすくなるでしょう。
では、アイデアにセンスや才能が必要かというと、それは違うのです。
あってもいいですが、なくても大丈夫です。
アイデアにセンスや才能は必要ないからです。
アイデアを出すために必要なのは、方法と努力です。
たとえば、アイデアを出すとき「逆に考える」という方法があります。
逆に考えることに、センスも才能も必要ありません。
単なる方法論であり、誰でもできます。
知識や経験すら不要です。
難しく考えず逆に考えるだけで、新しい視点が生まれ、アイデアを出しやすくなります。
アイデアを出すためには「資料集め」も大切なポイントです。
書籍・雑誌・新聞といった資料を集めるのに、センスも才能もいりません。
資料集めに必要なのは、努力です。
お金や手間暇はかかるかもしれませんが、きちんと努力すれば、資料を集めることができます。
資料が豊富にあれば、ネタの材料も増えるため、アイデアを出しやすい状況になります。
アイデアの正体は何か。
アイデアの正体は「既存の要素の新しい組み合わせ」です。
既存の要素の新しい組み合わせにすぎないのですから、いろいろな組み合わせを、1つずつ愚直に試していけばいいだけです。
時間や努力は必要ですが、センスや才能は不要です。
もしあなたが「アイデアにはセンスや才能が必要」と思っているなら、誤解なので、今すぐ改めたほうがいいでしょう。
正しい方法で、きちんと努力すれば、誰でもアイデアを出せます。
センスや才能がなくても、アイデアは出せます。
資格も免許も不要です。
学歴がなくても、貧乏であっても、アイデアは出せます。
もちろん天才である必要もありません。
発想を特別なことだと考えないでください。
アイデアに、センスや才能は必要ありません。
必要なのは、方法と努力なのです。