執筆者:水口貴博

アイデアを出す30の方法

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アイデアを探すなら、熟読の必要はない。見出しやまとめを読むだけで十分。

アイデアを探すなら、熟読の必要はない。見出しやまとめを読むだけで十分。 | アイデアを出す30の方法

アイデアのヒントを見つける際、本は有用です。

本は、知識と知恵の宝庫。

本を読むのは専門家の話を聞くのと同じであり、知性や教養を高めるにも欠かせません。

役立つ情報が詰まっていて、本を1冊読めば、何らかのヒントが得られるでしょう。

もちろん「学び」が目的なら、丁寧に熟読したほうがいいでしょう。

読まないことには情報を吸収できません。

斜め読みや飛ばし読みをしていると、誤解を招いたり理解が中途半端になったりするでしょう。

丁寧に読み進めたほうが、きちんと内容の流れを理解できます。

難しい内容も、ゆっくり読めば、きちんと理解できるでしょう。

お金を出して購入したなら「元を取ってやろう」という気持ちが出て、漏れなく読み進めたくなるはずです。

しかし、アイデアのヒントを見つける目的なら、熟読は必要とは限りません。

見出しやまとめをざっと読むだけでも十分有用です。

見出しには概要が書かれていて、まとめには内容の要約が書かれています。

見出しもまとめも、本のエッセンスが凝縮されているため、そこに注目すれば素早く目的の情報を探せます。

少し乱暴な読み方に感じるかもしれませんが、誤解です。

見出しもまとめも、効率よく読むために設けられているものであり、どんどん活用すべきです。

私たちが新聞を読むとき、見出しを使って読みたい記事を選びますが、それと同じです。

見出しが目次の働きをして、検索効率が高まり、目的の情報を探しやすくなります。

見出しやまとめには、内容のエッセンスが凝縮されています。

そのため、見出しやまとめだけ読み進めていくだけでも、アイデアのヒントを得ることが十分可能です。

もし見出しを読んで興味が出れば、あらためてその箇所を熟読すればいいだけです。

見出しの表現には創意工夫がされているものもあるため、書き方の参考にもなるでしょう。

見出しに注目すれば、アイデアに必要な情報を探しやすくなるのです。

アイデアを出す方法(20)
  • アイデアのヒントを見つけるなら、見出しやまとめを活用する。
アイデア発想では、アナログとデジタルのどちらが有利か。

アイデアを出す30の方法

  1. 「なんとなく」でアイデアは出ない。
    アイデアを出すには、方法論がある。
  2. アイデアに、センスや才能は必要ない。
    必要なのは、方法と努力。
  3. アイデアとは何か。
  4. アイデアとは、既存要素の新しい組み合わせにすぎない。
  5. アイデアを出す第1段階は、資料集め。
  6. アイデア発想には、基本の5段階がある。
  7. アイデアを出すなら「質」より「量」を意識しよう。
  8. 常識で考えているかぎり、平凡なアイデアは生まれても、斬新なアイデアは生まれない。
  9. アイデアには、好奇心と遊び心が必要。
    ばかになって考えよう。
  10. 「変わり者」と言われることを恐れるな。
  11. 逆に考えるのを習慣にすれば、斬新なアイデアが出やすくなる。
  12. アイデアに必要なのは、記憶力より記録力。
    常に書き留める準備をしておき、最速で書き留めよう。
  13. 最初から根拠を考えない。
    根拠は後から考えよう。
  14. インターネットに依存した情報収集には要注意。
  15. 部屋にこもってばかりでは、よいアイデアは出ない。
    本当のヒントは、外にある。
  16. 明確な目標を決めておこう。
    カラーバス効果によって、アイデアのヒントが見つかりやすくなる。
  17. 何でもヒントにする。
    何でもヒントになる。
  18. ひたすら新しい組み合わせを試し続けるだけでいい。
  19. 制約は、アイデア発想の起爆剤。
  20. アイデアを探すなら、熟読の必要はない。
    見出しやまとめを読むだけで十分。
  21. アイデア発想では、アナログとデジタルのどちらが有利か。
  22. 気分転換やリフレッシュによって、アイデアが促される。
  23. 小さなひらめきを軽視しない。
  24. 1つのアイデアには、100万円の価値がある。
  25. アイデア発想は、苦しむものではなく、楽しむもの。
  26. 最初の形にこだわると、アイデアの発展を妨げる。
  27. 自分の頭だけで考えていると、狭い世界にとらわれる。
  28. アイデアパーソンになったつもりで考えよう。
  29. アイデアがひらめきやすい環境「4B」とは。
  30. アイデアは、実行してこそ意味がある。

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