執筆者:水口貴博

喧嘩をしない30の方法

28

「もしものとき」のために、前もって準備をしておく。

「もしものとき」のために、前もって準備をしておく。 | 喧嘩をしない30の方法

日本のことわざの1つに「備えあれば憂いなし」という言葉があります。

「もしものときのことを考えて、前もって準備しておこう。そうすれば心配をすることもない」という意味を含んだ格言です。

「もしものとき」を前提に考えて行動していると、いざというときにも困ることがありません。

いつ起こるかわからない災難のために前もって準備ができていると、余計な心配もすることはありません。

雨が降るかどうかわからない空もようのときには、とりあえず傘を持ちましょう。

天気予報とはいえ、100パーセント当たるわけではありません。

途中で急に曇り空になり、にわか雨ということもあります。

私はいつも自宅と会社の両方に傘を置くようにしています。

自宅から出社するときに雨が降っていれば傘を差していけます。

しかし、ときどき、雨が降るのかふらないのか、判断の難しい空模様があります。

傘は邪魔になるし、重くなりますよね。

できればもたずに歩きたいものです。

できることなら持ちたくないときのために、会社にも自分の傘を用意しています。

行きが快晴で帰りが大雨だったとしても、傘を準備できているので困ることもありません。

そのほか前もって、ネクタイとワイシャツの予備を会社に置いています。

コーヒーがこぼれてワイシャツが汚れたときのために、代えの分を持っているといざというときに助かります。

まさに『備えあれば憂いなし』です。

こうした「もしも対策」は、いざというときにあなたを助けてくれます。

何を前もって準備しておくのかは、人それぞれです。

私は私なりの準備がありますが、あなたにもあなたなりの心配事があり、またそのための前準備もあることでしょう。

自分の日常生活を振り返り、もしものときのために前もって準備しておきましょう。

実際にやり始めてわかったことなのですが、精神的な負担が全然違ってきます。

「こうなったらどうしよう」と無駄に心配して精神的なストレスを感じることがなくなり、比較的いつも楽観的になっています。

もしものときのためにすでに準備ができているからです。

少々お金のかかることもありますが、ストレスが軽くなると思えば安いものなのです。

喧嘩をしない方法(28)
  • 「もしものとき」のために、備えておく。
視野が広がるということは、心が広くなるということ。

喧嘩をしない30の方法

  1. 喧嘩なんて大嫌い。
  2. すべての喧嘩の原因は「理解不足」から生まれる。
  3. 理解不足の人に限って、自分ばかりが話している。
  4. 相手を見下した言葉遣いになっていないか。
  5. 喧嘩をする人は、エゴが強い。
    エゴをなくせば、喧嘩もなくなる。
  6. 妬みがあるということは、それだけ興味があり、欲があるということ。
  7. トラブルなしの人生は、話を聞くことから始まる。
  8. 自分のことをわかってもらうより、相手のことをわかってあげることを優先させる。
  9. 喧嘩をしない人は「自分が原因かもしれない」と考える。
  10. いきなり爆発するからびっくりする。
  11. 喧嘩を吹っかけられても、とにかく徹底的な聞き側に回ること。
  12. お金の貸し借りは控えること。
  13. 宗教、経済の話をするのはやめよう。
  14. 「正しい」「間違っている」に、こだわりすぎない。
  15. 友人のプライベートを他人に話さないこと。
  16. 喧嘩をしない人は、すべての答えや意見を受け入れる。
  17. 「対立」は喧嘩に発展し「共存共栄」が平和につながる。
  18. 批判ばかりしていると、嫌われてしまう。
  19. 相談できる友人がいれば、喧嘩も少なくなる。
  20. 道を譲る人に、喧嘩はない。
  21. 年下の人でも、命令形を使わないようにしよう。
  22. 偉くなればなるほど、礼儀正しくなろう。
  23. 過ちを犯したら、すぐ謝ろう。
  24. できるかぎり直接会って、コミュニケーションを心がける。
  25. トラブルのときこそ、冷静さを大切にする。
  26. 自分のことを考えるように、相手のことも考える。
  27. いつも本を持っておけば、待ち時間も怖くない。
  28. 「もしものとき」のために、前もって準備をしておく。
  29. 視野が広がるということは、心が広くなるということ。
  30. 独り占めしようとするから、喧嘩になってしまう。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION