けんかとは、つまり対立を意味します。
誰かといがみ合ったときに対立となり、けんかへと発展していくのです。
そもそものけんかの原因は「自分がいちばん」という考え方です。
自分こそがいちばんという狭い考え方が、ほかとのぶつかり合いを生み、対立することになってしまうのです。
ということは、まったくその逆の考え方がけんかのない考え方になります。
それが「共存共栄」です。
誰かがいちばんになるのではなく、みんなが同じでありみんなで協力し、助け合っていくという考え方が最も平和になる考え方です。
ばらばらになるのではなく、1つになればいいのです。
もちろん私たち人間は物質的に別々の存在ではありますが、考え方という精神的な部分では1つになれます。
たとえば地球は1つであるにもかかわらず、世界にはたくさんの国々があります。
地球に線を引っ張って「ここからここまでが私の国です」というルールをつくっています。
もともと1つである地球を、人間が「われこそがいちばんだ」という考えがゆえに国境という線を引っ張ってばらばらにしているのです。
個々の国が存在するのはいいのですが、それぞれの国が「わが国こそいちばん」という考え方を持ったとき、対立になってしまうのです。
国同士の対立は、いずれ戦争へとつながってしまいます。
しかし、国がたくさんあることがいけないのではなく「自分こそがいちばん」という国同士が対立するから、ぶつかるのです。
お互いの違いを認め、尊重するときに「対立」から「共存共栄」へとつながります。
認めて尊重するときには「自分がいちばん」という考え方はありません。
すべてに違いがあることは当然です。
国だけでなく、物や人もそうです。
みんなで共存し、お互いに繁栄し合っていくという考えが世界を1つにできるのです。