執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のお金の考え方

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貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。

貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。 | 学校では教えてくれない30のお金の考え方

むやみに貯金をしていると、守りの人生になります。

「もしものときのために」

そう思っていると、お金を使うことを控えるという保守的な構えになります。

もちろん貯金をすることは悪いことではありません。

たしかに将来は何が起こるかはわかりません。

思わぬ病に倒れるかもしれない。

あるとき突然の事故に遭うかもしれない。

本当の将来は、将来になってみないとわかりません。

もしものときのためにお金を貯めることは悪いことではなく、必要なことです。

しかし、貯金をするなら、最初に「目的」と「金額」を決めておくことが大切です。

「何のために貯めるのか」という目的。

「どのくらい貯めるのか」という目標。

目的と目標を決めておかないと、際限なく貯金を続ける一方になります。

私は現在、貯金に上限を設けています。

目的は突然の病に倒れたときの費用を上限として貯金するようにしています。

上限以上貯まりそうなときは、どんどん使うようにしています。

ずっと貯金を続けていると自分の楽しみのために使うことができないため、上限を作って目安にしています。

もちろん既婚者や子持ちとなると、また貯金の上限も変わるはずです。

独立をするために貯金をしている人、結婚のために貯金をしている人、贈り物のために貯金をする人など、いろいろいます。

大事なことは、自分の立場にかかわらず、貯金の「目的」と「金額」をしっかり決めておくことです。

自分なりに「今、何のために貯金をしているのか」「どのくらいまでためるつもりなのか」をはっきり決めておきましょう。

「何が起こるかわからない」と思って際限なく貯金を続けていると、お金を使って楽しむ前に人生が終わってしまいます。

学校では教えてくれないお金の考え方(28)
  • 貯金は、目的と金額を決めておく。
お金の失敗は早いうちにさせておくこと。
大人になってからのお金の失敗は痛い。

学校では教えてくれない30のお金の考え方

  1. 世の中の不思議。
    学校では、お金については教えてくれない。
  2. お金は、物々交換から誕生した。
  3. お金とは、世界共通の交換手段。
  4. お金を上手に使える人は、人生を上手に生きられる人。
  5. 清貧を心がけよう。
  6. 使う目的がないと、お金は意味がない。
  7. お金は、薬以上に強力な精神安定剤。
  8. お金を持っているから、みんなから好かれるわけではない。
    お金を使うときの態度が重要。
  9. 節約をして、性格が悪くなっては元も子もない。
  10. お金がまとまって入ってきたときほど、時間を置いて頭を冷やす。
  11. 見栄のためにお金を使うと、失敗する。
  12. 自分のお金で勉強すると、よく身につく。
  13. お金は、英語以上の世界共通語。
    世界の掛け橋になっている。
  14. お金の痛みが、その人の強さに変わる。
  15. お金は、心の余裕。
  16. お金という道具そのものに、人生をかけてしまっている人がいる。
  17. 「けち」と思われる贈り物は逆効果。
    高いほうを選んでおけば間違いない。
  18. お金は働いて得られるもの。
    決してもらうものではない。
  19. 1万円多く稼ぐことより、1万円節約するほうが簡単に感じられる。
  20. 本には、見えない原価がある。
  21. 健康運は、金運とつながっている。
  22. お金は銀行に蓄えるのではなく、知識や知恵に変えて頭の中に蓄える。
  23. 「儲かる」といううまい話には絶対に乗らない。
    お金に絶対はない。
  24. この世は、お金中心で回っている世界。
    お金で解決できることのほうが多い世の中だ。
  25. お金に苦労しない人ほど「給料」より「成長」を欲しがっている。
  26. ギャンブルは、負けるようにできている。
  27. ギャンブルは「儲けたい金額」より「損をしていい金額」を決めてから始めること。
  28. 貯金のときには、目的と金額を決めておくこと。
  29. お金の失敗は早いうちにさせておくこと。
    大人になってからのお金の失敗は痛い。
  30. お金を気持ちに変えよう。
    プレゼントをして感謝をすれば、もっと幸せになれる。

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