執筆者:水口貴博

喧嘩をしない30の方法

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トラブルのときこそ、冷静さを大切にする。

トラブルのときこそ、冷静さを大切にする。 | 喧嘩をしない30の方法

大きなトラブルのときほど、怒りが湧きやすいため、自制心を失いやすくなります。

怒りや憤りで頭がいっぱいのときは、それだけでほかのことを考えられなくなり、冷静ではなくなってしまうものです。

こんなときには少し間を置いて、まずは冷静さを取り戻すことが第一です。

時間を置いてもかまいません。

本当はすぐ謝れればいいのですが、それすらできないほど、腹立たしい瞬間があります。

まずは冷静になることが先決です。

喧嘩の真っ最中あるいは直後ほど、冷静さを失っている瞬間はありません。

自分で自分をコントロールできなくなった状態では、正しい行動も発言も態度もないのです。

それはもはや、自分ではないということです。

ベロベロに酔った状態で車を運転しているようなものであり、これほど危険な運転はありません。

事故をするために運転するようなものです。

同じように、怒りで自制心を失っているときほど、危険な自分もいないのです。

冷静さを取り戻すことが喧嘩を最小限に食いとめ、素早い仲直りにもつながります。

落ち着いて初めてちゃんと状況がつかめ、しっかりした判断ができるわけなのです。

私は自分で自分がコントロールできなくなったときは、その場から離れて時間を置くことにしています。

もし電話なら「落ち着いてから電話します」と言って、一度電話を切ります。

無理に解決しようとしても、自制心が失われているため、かえって状況を悪化させるでしょう。

休憩の時間を少し作れば、冷静を取り戻す余裕が生まれます。

喧嘩をしない方法(25)
  • とにもかくにも、冷静さを常に保っている。
自分のことを考えるように、相手のことも考える。

喧嘩をしない30の方法

  1. 喧嘩なんて大嫌い。
  2. すべての喧嘩の原因は「理解不足」から生まれる。
  3. 理解不足の人に限って、自分ばかりが話している。
  4. 相手を見下した言葉遣いになっていないか。
  5. 喧嘩をする人は、エゴが強い。
    エゴをなくせば、喧嘩もなくなる。
  6. 妬みがあるということは、それだけ興味があり、欲があるということ。
  7. トラブルなしの人生は、話を聞くことから始まる。
  8. 自分のことをわかってもらうより、相手のことをわかってあげることを優先させる。
  9. 喧嘩をしない人は「自分が原因かもしれない」と考える。
  10. いきなり爆発するからびっくりする。
  11. 喧嘩を吹っかけられても、とにかく徹底的な聞き側に回ること。
  12. お金の貸し借りは控えること。
  13. 宗教、経済の話をするのはやめよう。
  14. 「正しい」「間違っている」に、こだわりすぎない。
  15. 友人のプライベートを他人に話さないこと。
  16. 喧嘩をしない人は、すべての答えや意見を受け入れる。
  17. 「対立」は喧嘩に発展し「共存共栄」が平和につながる。
  18. 批判ばかりしていると、嫌われてしまう。
  19. 相談できる友人がいれば、喧嘩も少なくなる。
  20. 道を譲る人に、喧嘩はない。
  21. 年下の人でも、命令形を使わないようにしよう。
  22. 偉くなればなるほど、礼儀正しくなろう。
  23. 過ちを犯したら、すぐ謝ろう。
  24. できるかぎり直接会って、コミュニケーションを心がける。
  25. トラブルのときこそ、冷静さを大切にする。
  26. 自分のことを考えるように、相手のことも考える。
  27. いつも本を持っておけば、待ち時間も怖くない。
  28. 「もしものとき」のために、前もって準備をしておく。
  29. 視野が広がるということは、心が広くなるということ。
  30. 独り占めしようとするから、喧嘩になってしまう。

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