執筆者:水口貴博

喧嘩をしない30の方法

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喧嘩をしない人は、すべての答えや意見を受け入れる。

喧嘩をしない人は、すべての答えや意見を受け入れる。 | 喧嘩をしない30の方法

喧嘩をよくする人には、こんな口癖が目立ちます。

「正しい、間違っている」

「よい、悪い」

「かっこいい、かっこ悪い」

「価値がある、価値がない」

「勝つ、負ける」

「強い、弱い」

このように「見栄」や「プライド」が関係した言葉たちです。

自分の評価を上げようとする言葉たちは、自分こそ自意識過剰になって気持ちいいかもしれません。

しかし、それに反する言葉が飛んでくると烈火のごとく怒ります。

見栄やプライドを持った人は、侮辱されるのがなにより恥ずかしく耐えられず、そのため喧嘩もしやすい。

どこの球団が一番強いとか、どの宗教が一番正しいとか、誰の意見が最もよいのか、どのブランドに最も価値があるのか。

こうした会話はそれこそ喧嘩を始めましょうと言っているようなものなのです。

こうした「見栄」や「プライド」に関する言葉が喧嘩になりやすい言葉なら、その逆の言葉は喧嘩になりにくい言葉です。

「見栄」も「プライド」もなく受け入れようとする言葉は、人とぶつかることがありません。

すべてを受け入れるからには、ぶつかることなんて考えられないからです。

「見栄」「プライド」もないすべてを受け入れるという言葉は次の言葉となります。

「なるほど」

「そうだね」

この言葉はすべての答え、意見に対して受け入れようとする姿勢が感じられる言葉です。

自分の意見が一番正しいのではなく「この考えも正しい、あの考えも正しい」と物事をありのまま受け入れようとしている言葉です。

これらの言葉が口癖になっている人には喧嘩をすることがありません。

口癖になっているだけに、無意識的に相手の意見を飲み込んでしまうことができているのです。

対立が喧嘩なら、共存共栄が平和ということです。

そのためには、対立しない言葉遣いも大切です。

喧嘩をしない方法(16)
  • 「なるほど」「そうだね」を、口癖にする。
「対立」は喧嘩に発展し「共存共栄」が平和につながる。

喧嘩をしない30の方法

  1. 喧嘩なんて大嫌い。
  2. すべての喧嘩の原因は「理解不足」から生まれる。
  3. 理解不足の人に限って、自分ばかりが話している。
  4. 相手を見下した言葉遣いになっていないか。
  5. 喧嘩をする人は、エゴが強い。
    エゴをなくせば、喧嘩もなくなる。
  6. 妬みがあるということは、それだけ興味があり、欲があるということ。
  7. トラブルなしの人生は、話を聞くことから始まる。
  8. 自分のことをわかってもらうより、相手のことをわかってあげることを優先させる。
  9. 喧嘩をしない人は「自分が原因かもしれない」と考える。
  10. いきなり爆発するからびっくりする。
  11. 喧嘩を吹っかけられても、とにかく徹底的な聞き側に回ること。
  12. お金の貸し借りは控えること。
  13. 宗教、経済の話をするのはやめよう。
  14. 「正しい」「間違っている」に、こだわりすぎない。
  15. 友人のプライベートを他人に話さないこと。
  16. 喧嘩をしない人は、すべての答えや意見を受け入れる。
  17. 「対立」は喧嘩に発展し「共存共栄」が平和につながる。
  18. 批判ばかりしていると、嫌われてしまう。
  19. 相談できる友人がいれば、喧嘩も少なくなる。
  20. 道を譲る人に、喧嘩はない。
  21. 年下の人でも、命令形を使わないようにしよう。
  22. 偉くなればなるほど、礼儀正しくなろう。
  23. 過ちを犯したら、すぐ謝ろう。
  24. できるかぎり直接会って、コミュニケーションを心がける。
  25. トラブルのときこそ、冷静さを大切にする。
  26. 自分のことを考えるように、相手のことも考える。
  27. いつも本を持っておけば、待ち時間も怖くない。
  28. 「もしものとき」のために、前もって準備をしておく。
  29. 視野が広がるということは、心が広くなるということ。
  30. 独り占めしようとするから、喧嘩になってしまう。

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