日常生活では、無駄遣いをしてしまうことがあります。
人に騙されて、お金を失ってしまった。
レストランで、注文をしすぎてしまった。
本屋で気になる本を見つけて、衝動買いをしてしまった。
ぼんやり買い物をしていると、余計なものまで買ってしまった。
服屋の店員さんにおすすめされて、断り切れなくなり、必要ない服まで買ってしまった。
うっかり無駄遣いをしてしまった経験は、誰にでも一度はあるでしょう。
悪気はなくても、ミスや失敗は誰にでもあります。
後から「買いすぎた」「使いすぎた」と思うと、複雑な気持ちになり、感情のやり場に困ります。
しかし「悔しい」「情けない」「恥ずかしい」とくよくよしていては、ますます気分が落ち込む一方です。
もし無駄遣いをしたら、よい解決法があります。
教訓・気分転換・ストレス発散として、後から意味づけをしましょう。
本来は最初から意味をつけておけばいいですが、後から意味をつけても間に合います。
授業料を支払って、生活上の罠を学べ、教訓が得られました。
お金を使ったおかげで心身の疲れが癒され、ストレスも解消できました。
知恵を身につけ、気力と活力を取り戻せ、また明日から仕事を頑張れそうです。
このように考えると、無駄遣いも無駄ではなくなります。
「貧乏くさいことをしてしまった」と悔やまなくて済み、精神衛生上も平穏になれます。
特に心がけたいのは、しっかり思考に切り替えることです。
「教訓・気分転換・ストレス発散になったかもしれない」という思考の切り替えが中途半端では、くよくよしてしまいます。
「○○かもしれない」ではなく「○○になった」と言い切ること。
一度切り替えたら、完全にそうだと思い込むようにする。
そうすれば、教訓・気分転換・ストレス発散の効果も倍増します。
無駄遣いが、教訓・気分転換・ストレス発散として生かされれば、貧乏性も和らぐでしょう。