執筆者:水口貴博

貧乏性を治す30の方法

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無駄遣いをしたら、後から意味づけをすればいい。教訓・気分転換・ストレス発散。

無駄遣いをしたら、後から意味づけをすればいい。教訓・気分転換・ストレス発散。 | 貧乏性を治す30の方法

日常生活では、無駄遣いをしてしまうことがあります。

人に騙されて、お金を失ってしまった。

レストランで、注文をしすぎてしまった。

本屋で気になる本を見つけて、衝動買いをしてしまった。

ぼんやり買い物をしていると、余計なものまで買ってしまった。

服屋の店員さんにおすすめされて、断り切れなくなり、必要ない服まで買ってしまった。

うっかり無駄遣いをしてしまった経験は、誰にでも一度はあるでしょう。

悪気はなくても、ミスや失敗は誰にでもあります。

後から「買いすぎた」「使いすぎた」と思うと、複雑な気持ちになり、感情のやり場に困ります。

しかし「悔しい」「情けない」「恥ずかしい」とくよくよしていては、ますます気分が落ち込む一方です。

もし無駄遣いをしたら、よい解決法があります。

教訓・気分転換・ストレス発散として、後から意味づけをしましょう。

本来は最初から意味をつけておけばいいですが、後から意味をつけても間に合います。

授業料を支払って、生活上のわなを学べ、教訓が得られました。

お金を使ったおかげで心身の疲れが癒され、ストレスも解消できました。

知恵を身につけ、気力と活力を取り戻せ、また明日から仕事を頑張れそうです。

このように考えると、無駄遣いも無駄ではなくなります。

「貧乏くさいことをしてしまった」と悔やまなくて済み、精神衛生上も平穏になれます。

特に心がけたいのは、しっかり思考に切り替えることです。

「教訓・気分転換・ストレス発散になったかもしれない」という思考の切り替えが中途半端では、くよくよしてしまいます。

「○○かもしれない」ではなく「○○になった」と言い切ること。

一度切り替えたら、完全にそうだと思い込むようにする。

そうすれば、教訓・気分転換・ストレス発散の効果も倍増します。

無駄遣いが、教訓・気分転換・ストレス発散として生かされれば、貧乏性も和らぐでしょう。

貧乏性を治す方法(16)
  • 無駄遣いをしたら、教訓・気分転換・ストレス発散として、後から意味づけをする。
貧乏性の人は、生活費に「予備費」が設けられていない。

貧乏性を治す30の方法

  1. 貧乏性の意味とは何か。
  2. 貧乏性は、自慢になることではない。
  3. 貧乏性の人は、お金に対して強い執着がある。
  4. 貧乏性を治す方法は1つしかない。
    「細かいことにけちけちせず、余裕や落ち着きを心がける」
  5. 収入が少なければ、貧乏性になるのも仕方ない。
  6. ギャンブルは、かえって貧乏性を悪化させる。
  7. 貯金は心のお守り。
    心に余裕をもたらしてくれるもの。
  8. 貧乏性と節約家は、似て非なるもの。
  9. 貧乏性を治す方法は、節約精神をやめることではない。
  10. 貧乏性を治そうとして、浪費家になってはいけない。
  11. 無料にがつがつしすぎない。
  12. 小さな損得は「ほぼゼロ」として考えよう。
  13. 貧乏だから安いものを買うのではない。
    安いものを買うから貧乏になる。
  14. 「もったいない」という口癖があると、貧乏性が目立つ。
  15. 貧乏性の人は、長期的な考え方が抜けている。
  16. 無駄遣いをしたら、後から意味づけをすればいい。
    教訓・気分転換・ストレス発散。
  17. 貧乏性の人は、生活費に「予備費」が設けられていない。
  18. 貧乏性の人は、貯金の目標金額しかない。
    消費の目標金額も決めておこう。
  19. たまには頑張っている自分にご褒美を与えよう。
  20. お金持ちをイメージするだけで、心に余裕が生まれる。
  21. 大切な人にプレゼントを贈るあなたは、素晴らしい。
  22. ご祝儀や贈り物でけちると、人付き合いの運が下がる。
  23. 貧乏性の人は、おもてなしの精神が欠けている。
  24. 見返りを求めた行動をすると、卑屈でけちけちした印象が出てしまう。
  25. 1円単位の割り勘は、スマートと言いがたいマナー。
  26. 貧乏性の人は、不要になったものでも、捨てられない。
  27. 「いつか使うかもしれない」と思うものに限って、いつまでも使わない。
  28. チャンスをつかむには、お金が必要。
  29. 貧乏性の人とは距離を置く。
    正しい金銭感覚を身につけた人と接するようにする。
  30. 心が大きいから、寄付をするのではない。
    寄付をするから、心が大きくなる。

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