貧乏性の人は、チャンスをつかみ損ねる場面が目立ちます。
チャンスと縁がないのは、お金を出し惜しみしているからです。
「もったいない」
「お金は出したくない」
「お金のかからない方法で何とかしたい」
お金を大切にする姿勢はいいのですが、出費を渋ってばかりでは、なかなかチャンスがつかめません。
チャンスをつかむためには、お金が必要になる場面があります。
たとえば、仕事上の大型契約です。
何もしないで大型契約が取れるなら、誰も苦労しません。
接待なり贈り物なり、交際費を使いながら取引先との信頼関係を積み重ねていくことで、大型契約を結ぶチャンスが得られます。
仕事に必要な勉強にもお金がかかります。
インターネットを使ったり、図書館で本を借りたりなど、お金をかけないで勉強することもできますが、限界もあります。
仕事に必要な本は、借りるより買ったほうが何かと便利です。
しっかり能力を身につけたいなら、きちんと学校や教室に通ったほうが身につきやすいでしょう。
書籍代や授業料など、能力の向上にお金を使っていくことで、ゆくゆく昇給・昇進のチャンスが得られます。
恋のチャンスをつかむためにも、お金が必要です。
出費を制限していると、恋は進展しません。
費用を安く済ませることは可能ですが、恋の可能性も制限されます。
食事代・洋服代・チケット代・プレゼント代。
好きな人のために投資することで、恋愛成就のチャンスが得られます。
チャンスをつかむためにはお金が必要です。
チャンスには金額があって、目に見えない値札がついています。
具体的な金額は、チャンスの種類によって異なりますが、少なくともお金を出さなければ得られません。
お金を出し惜しみしていると、貴重なチャンスまで失うことになります。
世の中を見てください。
大きなチャンスを得ている人は、必ずそのプロセスの途中でお金を使っているはずです。
お金を使ったから、チャンスをつかむこともできているのです。
お金をかけたところで、結果が出るとは限りませんが、お金をかけなければ、確実に結果は出ません。
普段は節約をしつつも、大事な場面では惜しみなくお金を使うことです。
結果として、人生のチャンスをつかんでいけます。