執筆者:水口貴博

貧乏性を治す30の方法

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貧乏性と節約家は、似て非なるもの。

貧乏性と節約家は、似て非なるもの。 | 貧乏性を治す30の方法

貧乏性と節約家。

どちらも同じ意味に聞こえます。

「無駄遣いを避け、大切にお金を扱う」という点では、どちらも同じです。

それぞれ意味が似ているため、同じと思っている人も多いのではないでしょうか。

特に意味を区別せず、あやふやにしている人も多いかもしれません。

しかし、貧乏性と節約家は、似て非なるものです。

ニュアンスは似ていますが、厳密な意味は異なります。

同じに考えていると、コミュニケーションの語弊が生まれるため、注意が必要です。

貧乏性とは

貧乏性とは、何事にもけちけちしていて、気持ちに余裕のない性質のことをいいます。

貧乏性の特徴として目立つのは「けちけちした印象」です。

節約はするものの、必要なところまで出し惜しみをします。

わずかな損得に過敏に反応します。

少額でもお金に失敗すると、すぐ感情的になり、いらいらしたりくよくよしたりします。

そのためお金は貯まりますが、心に余裕がなかったり、人付き合いに摩擦を生んだりします。

節約家とは

節約家とは、節約を生活の信条としている人のことをいいます。

節約家は、貧乏性とは違い、けちけちした印象がありません。

無駄を省いて切り詰めることはあっても、必要なところにはきちんとお金を使います。

時には、自分磨き・人付き合いといった投資的な使い方や、寄付といった慈善的な使い方もできます。

お金の使い方にメリハリがあって、きちんとお金をコントロールできています。

§

このように貧乏性と節約家は、似て非なるものです。

一言で言い表すなら「節約家になっても、貧乏性にはなるな」です。

節約家は心がけるべきですが、貧乏性はできるだけ避けておきたい。

あなたに該当するのは、節約家ですか、貧乏性ですか。

節約家なら、そのまま努力を続けましょう。

貧乏性なら、適度にお金を使うことを覚え、広い心を身につけましょう。

貧乏性を治す方法(8)
  • 貧乏性と節約家を、混同せず、区別する。
貧乏性を治す方法は、節約精神をやめることではない。

貧乏性を治す30の方法

  1. 貧乏性の意味とは何か。
  2. 貧乏性は、自慢になることではない。
  3. 貧乏性の人は、お金に対して強い執着がある。
  4. 貧乏性を治す方法は1つしかない。
    「細かいことにけちけちせず、余裕や落ち着きを心がける」
  5. 収入が少なければ、貧乏性になるのも仕方ない。
  6. ギャンブルは、かえって貧乏性を悪化させる。
  7. 貯金は心のお守り。
    心に余裕をもたらしてくれるもの。
  8. 貧乏性と節約家は、似て非なるもの。
  9. 貧乏性を治す方法は、節約精神をやめることではない。
  10. 貧乏性を治そうとして、浪費家になってはいけない。
  11. 無料にがつがつしすぎない。
  12. 小さな損得は「ほぼゼロ」として考えよう。
  13. 貧乏だから安いものを買うのではない。
    安いものを買うから貧乏になる。
  14. 「もったいない」という口癖があると、貧乏性が目立つ。
  15. 貧乏性の人は、長期的な考え方が抜けている。
  16. 無駄遣いをしたら、後から意味づけをすればいい。
    教訓・気分転換・ストレス発散。
  17. 貧乏性の人は、生活費に「予備費」が設けられていない。
  18. 貧乏性の人は、貯金の目標金額しかない。
    消費の目標金額も決めておこう。
  19. たまには頑張っている自分にご褒美を与えよう。
  20. お金持ちをイメージするだけで、心に余裕が生まれる。
  21. 大切な人にプレゼントを贈るあなたは、素晴らしい。
  22. ご祝儀や贈り物でけちると、人付き合いの運が下がる。
  23. 貧乏性の人は、おもてなしの精神が欠けている。
  24. 見返りを求めた行動をすると、卑屈でけちけちした印象が出てしまう。
  25. 1円単位の割り勘は、スマートと言いがたいマナー。
  26. 貧乏性の人は、不要になったものでも、捨てられない。
  27. 「いつか使うかもしれない」と思うものに限って、いつまでも使わない。
  28. チャンスをつかむには、お金が必要。
  29. 貧乏性の人とは距離を置く。
    正しい金銭感覚を身につけた人と接するようにする。
  30. 心が大きいから、寄付をするのではない。
    寄付をするから、心が大きくなる。

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