無駄遣いは、本当に悪いことでしょうか。
たしかに一般的に無駄遣いには悪い印象があります。
物の価値が生かされず、粗末に扱ったように感じます。
不必要に消費したり使ったりするのは、もったいないです。
普段の生活では、無駄遣いは控えるほうがいいでしょう。
では、すべての無駄遣いが無駄になるのかというと、そうではありません。
無駄遣いをしてしまったときは、こう思いましょう。
「社会に寄付をした」と。
自分が無駄に使ったお金でも、店の売り上げにつながります。
完全にお金をなくしたり壊したりしたなら別ですが、何かを消費してお金を使ったなら、悪いことではありません。
あなたから、別の場所にお金が移動しただけです。
資本主義社会では、お金は流通させることが大切です。
自分としては無駄遣いと感じても、社会から見れば、ありがたいことです。
たとえ無駄遣いであっても、世の中を回るお金の流れをスムーズにする手伝いができたことになります。
世の中から見れば、いいことをしています。
無駄遣いをしたときは「社会に寄付をした」と考えましょう。
無駄遣いではなく、価値のある行為であったと気づけます。