同棲では、できるだけワンルームを避けるのが賢明です。
ワンルームの場合、どうしてもプライベートが曖昧になりがちです。
寝室・居間・台所が1室になるため、窮屈になるでしょう。
寝るのも、食べるのも、勉強するのも同じ部屋。
2人が一部屋で快適に過ごすのは、不可能ではありませんが、厳しい現実が待ち受けているはずです。
「同棲に個室なんて必要ない。ワンルームで十分」と思っても、住み始めてみると、やはりプライベートが欲しくなるもの。
もちろんお互いが気にしないならいいですが、できるだけ同棲では個室のある部屋を探すのが無難です。
ただし、事情があって仕方なくワンルームで同棲しなければいけない場合もあるでしょう。
個室がなくて諦めそうになりますが、よい工夫があります。
必要なのは「1枚のカーテン」です。
部屋の中央にカーテンを設置すれば、疑似的な個室の出来上がりです。
完全な個室ではありませんが、個室のような雰囲気を作れます。
遮光性・防音性のあるカーテンなら、気休め程度ではありますが、ある程度の音や光を遮断できます。
カーテンを開け閉めできるよう設計すれば、閉鎖的と開放的の両方を実現できるでしょう。
これはこれで、ユニークな同棲環境を楽しめるはずです。
同棲の成功には知恵も必要です。
一部屋をそのまま使うのもいいですが、部屋の内装を工夫することで、より快適な住空間にできます。
カップルらしくない見栄えが気になるところですが、2人の価値観が合えば、1つのアイデアとして検討してみてください。