同棲中、パートナーの不誠実な行為に悩まされることがあります。
浮気をされる。
暴力を振るわれる。
ギャンブルによる浪費がひどい。
価値観や生活習慣の問題というより、もはや人間性の問題です。
「別れたほうがよい」とわかっていても、パートナーへの依存が強いと、なかなか簡単に別れられません。
「結婚すれば、心を入れ替えてくれるかもしれない」
「夫婦になれば、自覚が出て、性格が変わるかもしれない」
「子どもが生まれれば、責任感が芽生えて、生まれ変わってくれるかもしれない」
パートナーへの気持ちを諦めきれないとき「結婚すれば変わってくれるのではないか」と期待する人もいるでしょう。
「もう二度としない」という言葉を信じて、思い切って結婚に踏み切ろうとする人もいるかもしれません。
しかし、これは大変危険です。
浮気・暴力・ギャンブルは、直りにくい傾向が強い癖です。
結婚して治るものではありません。
むしろ結婚してから悪化するほうが多いでしょう。
浮気・暴力・ギャンブルは、病気のようなもの。
浮気・暴力・ギャンブルが繰り返されるなら「常習性がある」と判断できます。
常習性があれば、結婚に関係なく、どんどん悪化していく可能性があります。
「愛があれば治る」と考えるのは短絡的です。
愛だけで治るなら薬はいりません。
病気の一種ですから、愛とは分けて考えること。
程度がひどいなら治療が必要です。
浮気・暴力・ギャンブルがひどい人との結婚は、非常にリスキーです。
結婚後も不誠実な行為が繰り返されれば、離婚だけでは済まない場合もあります。
場合によっては人生を破滅に追い込む危険性があるため、十分慎重になっておく必要があります。