同棲のゴールは結婚です。
「同棲は、結婚を前提としてするもの」というのが世間一般の認識です。
同棲とは、相手が結婚相手としてふさわしいかを見極める手段。
同棲が長く続けられるにつれて、結婚も夫婦生活も安心できますが、延々と同棲を続けるのも問題です。
延々と同棲を続けていると、年ばかりとってしまいます。
同棲生活もマンネリになって、かえって結婚に踏み切る勇気も出にくくなります。
2人に共通の目的もなく、なれ合いの関係になったままの同棲は、もはやシェアハウス。
結婚を前提とした同棲なら「目的と意味のある同居生活」を送ることが大切です。
同棲して一定期間が経てば、将来についての意識合わせをしておくのがいいでしょう。
では「一定期間」とはどのくらいなのか。
「同棲は、3年すれば十分」と考えてください。
3年という歳月は、2人の生活の相性を確かめるには十分な期間です。
もちろん世の中には、3年以上同棲をして結ばれたカップルも大勢います。
10年以上の同棲生活を経たうえで結婚したカップルもいます。
しかし、目的を持たないまま3年以上同棲を続け、最終的に別れてしまえば、お互いにとって痛手です。
同棲を3年も続ければ、付き合い始めたころの新鮮さがなくなり、平々凡々の生活を営んでいるでしょう。
結婚していなくても、もはや夫婦さながらの生活になっているはずです。
そのため、もし3年以上同棲しているなら、将来について一度話し合っておくのが得策です。
いつまで同棲を続けるつもりなのか。
本当に結婚する気があるのか。
いつまでに結婚するのか。
きちんと約束してくれるか。
きちんと同棲の意味と目的を共有できていれば、3年以上の同棲を続けても安心です。