きちんと緊張することも、大切な仕事の1つだと考えてください。
「緊張する場面では、きちんと緊張する」
悪いことではなく、まっとうな考え方です。
緊張が必要な場面では、きちんと緊張するのが正解です。
報告・相談・連絡。
特に重要な発言をする場面では、緊張が欠かせません。
まったく緊張していないより少し緊張しているほうが、威厳や信頼感が出ます。
あくまで適度の範囲ですが、緊張することは悪くありません。
むしろ必要な仕事です。
「適度な緊張」は「緊張感」に変わります。
緊張感は、真剣で誠実な雰囲気を作り出します。
たとえば、会社で会議があったとします。
ある出席者が、ある重要なことをへらへらしながら発言したとき、どう感じるでしょうか。
緊張感がないと、行き当たりばったりの軽い発言に聞こえ、重要な印象が感じられません。
無責任で投げやりな印象が出てしまい、かえって失礼な態度に映る場合もあります。
重要なことは、緊張感を持って発言したほうがいい。
緊張感を持って発言すると、真剣で誠実な雰囲気が出て、発言に重みが出ます。
発言の重要性がきちんと伝わることで、仕事もスムーズになります。
すべての緊張を取り除くのではありません。
重要な発言をする場面では、適度に緊張しておくほうがいい。
緊張が必要な場面では、きちんと緊張するのが仕事なのです。