緊張をする場面といえば、どんなときでしょうか。
スピーチやプレゼンなど、多くの人前に立つ場面。
試験や試合など、合否や勝敗に関わる場面。
やはり「重要な局面」をイメージする場合が多いのではないでしょうか。
もちろん重要な局面でも緊張しますが、実際のところ、緊張を経験できる場所やタイミングは決まっていません。
その気になれば、いつでも緊張できます。
たとえば、全力で仕事に取り組むだけでも可能です。
あなたは今しなければいけない仕事は何ですか。
神経を研ぎ澄ませて仕事に取り組むと、適度な緊張が生まれます。
気持ちが引き締まり、やる気が高まり、集中力も出ます。
全身全霊のパワーを仕事に向けると、より良い結果を発揮しやすくなるでしょう。
もし外出中なら、初めての場所を訪れるだけでいいのです。
初めて入るレストランや、初めて行く商業施設などです。
「どんなところだろう」とわくわくしながら入れば、適度な緊張を楽しめます。
「緊張したい」と思ったら、体が刺激を求めている証拠です。
自由自在に緊張を操れる人間になってください。
いつでも緊張を楽しめるようになってください。
緊張がやって来るのか、自分から緊張に向かっていくかの違いは、ストレスの感じ方を変えます。
向こうから緊張がやって来るから、不快なストレスになります。
自分から緊張に向かっていけば、心地よいストレスになります。
緊張には、仕事のパフォーマンスを上げる効果があります。
いつでも緊張できるとわかれば、緊張の可能性がさらに広がります。
緊張したいときに緊張することができるようになれば、自分の可能性をいつでも引き出せるようになります。