ダイエットには運動が欠かせません。
ただ運動をすればいいわけではなく、大切なのは運動の種類です。
ダイエットに有効な運動は、2種類あります。
「有酸素運動」と「筋トレ」です。
有酸素運動とは、酸素を取り入れながら行う運動のことです。
たとえば、ウォーキング・ジョギング・ランニング・エアロビクス・サイクリングです。
有酸素運動は、多くのカロリーを消費するため、体力や持久力を養うのに効果的です。
筋トレは、無酸素運動の1つです。
無酸素運動とは、酸素を取り入れる時間がないほどの短時間にエネルギーを消費する運動のことです。
筋トレによって筋肉量を増やすことで、基礎代謝を上げ、脂肪燃焼を促す効果があります。
ダイエットに失敗する人は、有酸素運動や筋トレが欠けています。
片方だけでもダイエットは可能ですが、効率が悪くなります。
ダイエットを効率よく行うなら、有酸素運動と筋トレの両方を心がけるのが理想的です。
両方を心がけることで、ダイエットの実現が加速します。
最もよくないのは、完全に運動を避けてしまうことです。
まったく運動をしないで、食事制限だけでダイエットをするのは危険です。
脂肪だけでなく筋肉量も減って、基礎代謝力が落ちます。
痩せることができても、太りやすい体質になります。
ダイエットに成功する人は、有酸素運動も筋トレもしています。
有酸素運動で、たっぷりカロリーを消費しながら、体力と持久力を養います。
筋トレで、筋肉量を増やしながら基礎代謝を上げ、太りにくい体を作ります。
筋肉がつく分だけ体重も増えますが、心配はありません。
体重が増えるデメリットより、基礎代謝を上がるメリットのほうが大きいため、総合的に考えるとダイエットに効果的です。
また鍛えて筋肉が増えると体が大きく見えそうですが、ここにも誤解があります。
適度な筋トレなら、筋肉がつくことで体が引き締まり、むしろ体のシルエットが美しくなります。
有酸素運動と筋トレの両方を心がけたとき、運動によるダイエット効果が最大限に発揮されるのです。