場合によっては、電話番号を変える方法も有効です。
電話番号が変われば、ストーカーは電話の掛けようがありません。
しかし、いきなりわざわざ電話番号を変えるのは少し大げさです。
電話番号が変われば、家族・友人・職場など、周りに知らせるのも手間がかかります。
メールで知らせるだけでは済まず、一定の手続きが必要になる場合もあります。
いきなり電話番号を変えるのではなく、まず現実的な改善策から始めるのがいいでしょう。
予告もなく、いきなり一方的な着信拒否や電話番号の変更はよくありません。
相手は自分を強く否定されたように感じ、ストーカー行為を助長させる可能性があります。
そこで最初は、警告から始めるのが賢明です。
やめてほしいことを、はっきり伝えます。
1回で納得してもらえないなら、2回でも3回でも警告を続けます。
何度警告しても一向に改善されなければ、仕方なく次の対策に移るのがいいでしょう。
警告しても改善されなければ、着信拒否です。
電話番号を指定して、着信をしても拒否して、電話が鳴らないようにします。
十分警告をした後なら、着信拒否をされても事情がわかっているので、比較的穏便に受け止めてくれるはずです。
非通知もすべて着信を拒否する設定もしておくと、いっそう効果的です。
着信拒否で対策をしても、相手が別の電話番号から掛けてくるなど、改善しない場合もあります。
そんなときは最終手段として、電話番号の変更です。
電話をやめるように何度伝えても改善しないなら、仕方なく強硬手段を取るしかありません。
電話番号の変更に手間暇はかかりますが、確実に相手から電話を止めることができます。
新しい電話番号を知られないよう、十分注意することが大切です。