相手を挑発するような発言は要注意です。
もちろん普通に「迷惑です」「やめてください」と言うだけならいいのです。
迷惑であることを意思表示しなければ、困っていることを伝えられません。
あくまで自分の状況を伝えるだけですから、相手も冷静に受け止めやすくなるでしょう。
しかし、迷惑であることを伝える発言はいいのですが、挑発にならないよう注意してください。
「やれるものならやってみろ」
「やめてくれないなら、こちらにも考えがある」
「こんなことをするなんて、人として最低」
「どんな嫌がらせを受けても、絶対負けません!」
「どうされても、私の考えは変わりません」
「警察に言いつけるよ」
「法的手段に訴えるぞ」
感情が高ぶると、つい強い言葉になりがちです。
強気の態度を見せれば、相手は諦めたりおじけづいたりするのではないかと思いますが、逆効果になりやすい。
人間は、感情を持つ生き物です。
高圧的な態度を取ると、とげとげしい感情が伝わり、相手も高圧的になります。
相手は挑発として受け止め、ストーカー行為がエスカレートする可能性があります。
ストーカー行為は、悪化すればするほど、改善が難しくなります。
あくまで心がけるのは、冷静な説得です。
「冷静な説得」と「攻撃的な挑発」は天と地の差があります。
どんなときでも冷静な説得を続け、攻撃的な挑発は避けるようにしてください。
冷静な説得を通して誠意が伝われば、相手は納得して、迷惑行為も収まりやすくなります。