「警察に相談しても、相手にしてもらえない」
ストーカー被害者によくある悩みの1つです。
警察にストーカーの相談をしても、被害や証拠がないかぎり、なかなか動いてくれないのが現実です。
警察が頼りにならないなら、誰を頼るか。
その1つが、探偵です。
探偵といえば「ひそかに他人の行動や内情を探る仕事」というイメージですが、ストーカー対策を担っているところもあります。
探偵は、ストーカー被害で困ったときの駆け込み寺として、頼りになる存在です。
「わざわざ探偵に依頼する必要はあるのか」と思うかもしれませんが、状況によります。
探偵と警察を比べると、探偵のほうが自由に動ける特徴があります。
個人では違法に当たるようなアプローチも、探偵の力を借りれば、職務特権上、可能になります。
探偵には、探偵なりの独自のノウハウもあります。
解決に向けてあらゆる可能性を一緒に考えてくれ、全力で協力してくれるでしょう。
基本的に探偵は警察と連携することはありませんが、警察とのコネクションはあるはずです。
ストーカー被害への警備強化や証拠提出など、スムーズな対応を期待できるでしょう。
自分一人の解決が限界なら、選択肢の1つとしてあっていいでしょう。
もちろん探偵に依頼するなら、まとまったお金が必要です。
ただし、自分の生命に関わっている点を考えれば、高額とは言い切れないでしょう。
ストーカー行為は、ほうっておくと次第に悪化する傾向があります。
そのため手遅れになる前に、何らかの対策を採っておくことが必要です。
最終的に探偵に依頼するかどうかは、個人の判断です。
「そういう選択肢もある」ということを頭に入れておくだけでも損はないはずです。