執筆者:水口貴博

悪徳業者を見分ける30の方法

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電話番号に不自然な点はないか。

電話番号に不自然な点はないか。 | 悪徳業者を見分ける30の方法

「連絡が取れる電話番号なら何でもいい」と考えるかもしれません。

たしかにきちんとつながる電話番号さえあれば、最低限の用件は済ませられるでしょう。

しかし、電話番号は、問い合わせるだけでなく、詐欺や悪質業者を見分けるうえでも役立ちます。

詐欺や悪質業者は、電話番号に不自然な点がよく見られます。

固定電話の番号がない

固定電話の番号がない団体は、注意が必要です。

たとえば電話番号が、携帯電話やフリーダイヤルになっている場合です。

普通はオフィスに固定電話を取り付けると、その所在地の電話番号が市外局番から割り当てられます。

電話番号は、所在地が不確かであるため、架空のオフィスである可能性があります。

また、フリーダイヤルも安心できません。

フリーダイヤルは電話を受けた側が通話料金を支払うため、きちんとした印象がありますが、不安な面もあります。

フリーダイヤルも携帯電話と同様、市外局番がないため、どこで営業しているかわかりません。

架空だからあえてフリーダイヤルを使っている業者もあるため、過信は控えたほうがいいでしょう。

ただし、電話番号が携帯電話やフリーダイヤルであっても、固定電話の番号も一緒に記載されているならOKです。

固定電話の市外局番が所在地と一致しない

電話番号が固定電話なら問題ないかというと、そうでもありません。

余裕があれば、固定電話の市外局番が、その団体の所在地と一致しているか確認してみるといいでしょう。

もし一致していない場合、何らかの事情があるため、注意が必要です。

ただし、一概にすべて悪いとは言い切れません。

経費節約のため、携帯電話・IP電話・電話転送サービスを使っている場合もあります。

詐欺や悪質業者を見分けるうえで役立ちますが、あくまで参考として考えるといいでしょう。

悪徳業者を見分ける方法(27)
  • 電話番号に不自然な点がないか確認する。
支払い方法が多数あるにもかかわらず、支払い段階になると、銀行振り込みに誘導しようとしないか。

悪徳業者を見分ける30の方法

  1. 悪徳業者は、自分から「悪徳業者です」とは言わない。
  2. 比較は、賢い消費者になるための第一歩。
  3. 比較を嫌がる業者は、不都合が隠されている可能性がある。
  4. 相場と比べて、安すぎないか。
  5. 強引な購入・契約をさせようとしないか。
    即断即決をさせようとしないか。
  6. セールストークは、話半分で聞くくらいがちょうどいい。
  7. 当たり前のマナーや最低限のマナーができていないのは、業者の基本に問題がある可能性が高い。
  8. メリットばかりで話がうますぎないか。
  9. 見積もりに不明瞭な項目はないか。
  10. 見積もり対応が不自然な業者は、怪しいと考える。
  11. オフィス・ウェブサイト・パンフレットが、不自然に立派すぎないか。
  12. きちんと解約手数料・違約金の確認をしておく。
  13. アフターサービスへの思い込みに要注意。
  14. 業者の免許や身分証などの確認をする。
  15. 販売員は、基本的な知識に欠けていないか。
  16. 必要もなく、個人情報を伝えない。
  17. あなたの質問は、ただの質問ではない。
    未来の後悔を減らすための質問でもある。
  18. 悪徳業者もまっとうな業者も、巧みな話術であおってくる。
    では、どう見分けるか。
  19. インターネット上で悪い評判が目立っていないか。
  20. しつこい営業のある業者は、悪質業者の予備軍。
  21. レスポンスの悪い業者は、注意フラグを立てておく。
  22. ほかの業者をけなすところとは、付き合わないのが賢明。
  23. きちんと契約書を読まずに、署名や押印をしない。
  24. 違法行為をしている業者とは関わらない。
  25. 代金引換による支払いができる業者か。
  26. 「特定商取引法」「プライバシーポリシー」の表示を確認する。
  27. 電話番号に不自然な点はないか。
  28. 支払い方法が多数あるにもかかわらず、支払い段階になると、銀行振り込みに誘導しようとしないか。
  29. 高額商品の購入は、前もって誰かに相談しておくと、失敗を防ぎやすくなる。
  30. 「何だか嫌な感じがする」という違和感を無視しない。

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