「面接をしに行く」と考えるから、緊張します。
いかにも鋭い質問が飛んできて、しっかり回答しなければならないように感じます。
難しい試験を受けに行くような堅苦しさがあります。
まだ何もしていなくても、考えているうちに、だんだん疲れてきます。
ちょっとふざけた答えをすると怒られるのではないかという恐怖があります。
恐怖の妄想が膨らんで、嫌な予感ばかりが頭をよぎり、体が震え始める。
これでは緊張するのも無理はありません。
面接を受ける前から疲れてしまいます。
そこで、こう考えてみてください。
面接をしに行くのではなく、話をしに行くと考えるのです。
採用について、面接官と話をしに行くだけです。
将来のことで、ちょっと話をするような感覚です。
時にはそうしたユニークな見方のほうが、居心地のよい状況を作れる場合があります。
面接官は、あなたに会いたがっています。
自分の話をきちんと聞いてもらえる、絶好のタイミングです。
自分をしっかり表現して、働きたい気持ちを聞いてもらいましょう。
たくさん話をして、将来についての会話を楽しもうと思えば、面接に向かう足取りが軽くなるでしょう。