「絶対緊張してはいけない」と思うから、緊張します。
緊張をわずかでも感じると「これではいけない」と考え、焦りを感じます。
その結果、緊張が増えると、さらにまた「これではいけない」という焦りが増幅されます。
悪循環なのです。
ですから、逆に考えましょう。
「少しくらい緊張してもいい」と考えるのです。
「それでは余計に緊張しそう」と思うかもしれませんが、意外にも緊張を抑える効果があります。
「緊張してもいい」と考えるのは、自分に許可を与える行為です。
緊張しそうな自分を受け入れれば、安心感が出て、かえって緊張が和らぐのです。
少しくらいの緊張は、許容範囲です。
面接は本来、多少の緊張があったほうがいいのです。
適度な緊張は、注意力を高め、気持ちを引き締めること。
気持ちが引き締まっているほうが、失言や失態を防ぐ効果があります。
適度の範囲なら、緊張するのも大切なことなのです。