最終面接では、1次や2次面接とは違い、会話がぎくしゃくする傾向があります。
緊張だけが原因ではありません。
最大の原因は、世代の違いです。
最終面接の面接官は役員である場合が多く、年も高い傾向があります。
多くの場合、50代が中心になるでしょう。
役員には定年がないため、場合によっては60代以上である可能性もあります。
かなり年が離れた人と接するわけです。
自分よりずっと年上であるため、年が離れた人との会話に慣れていないと接し方がわからず、ぎくしゃくします。
世代がまったく違っていても、独特の会話のリズムにうまく合わせて会話できる力が必要です。
では、どうすれば慣れることができるのか。
やはり練習です。
普段から、50代以上の人たちと話をするようにしましょう。
大学の中では、できるだけ50代以上と接する機会を増やします。
病院に行く機会があれば、迷惑にならない範囲で、年配者に話しかけてみるといいでしょう。
「年が離れているから、話ができない」と考えるのではありません。
「年が離れているから、面白く話ができる」と考えることが大切です。
ギャップを楽しむ気持ちを持ちましょう。
前向きな考え方を心がければ、違和感を楽しみながら受け入れることができます。
意識を変えると接し方がわかり、独特の会話のリズムにもうまく対応できるようになるのです。