最終面接でも、面接の最後には「最後に何か質問はありますか」と聞かれるでしょう。
一般的に、就業意欲が伝わる質問をするのが定番です。
この点については最終面接でも同じですが、できれば、さらに鋭い質問をするといいでしょう。
相手は役員であり、企業の代表者。
最終面接の最後の質問では、今までとは違った視点から質問をするのが得策です。
ポイントは、経営的視点からの質問です。
たとえば、次のような質問です。
「企業規模の拡大を目指す際、社長が意識されていることはどういったことでしょうか」
「働きやすい労働環境を心がけていらっしゃる御社のモットーをお聞かせください」
「東アジアへの進出とのことですが、今後の事業計画についてお聞かせください」
「過去5年間で売り上げが3倍になっています。その要因をお聞かせいただけますでしょうか」
「案内資料の社長のメッセージを拝見しました。○○の点は、具体的にどのような事業活動をお考えでしょうか」
こうした質問をすれば、応募者の高い意識を伝えることができ、役員たちを感心させることができるでしょう。
「鋭い質問。よくぞ聞いてくれた」と思い、喜んで答えてくれるに違いありません。
「最後に何か質問はありますか」という問いは、面接で確実に聞かれる質問の1つです。
事前にしっかり準備をして、スムーズに質問できるようにしておきましょう。