採用担当者にも恐れていることがあります。
採用に失敗することです。
採用担当者の立場になって考えてみましょう。
採用担当者の仕事は、企業に貢献する人材を採用することです。
そのために、時間とお金をかけて採用活動を行っています。
採用活動にお金がかかっても、入社してしっかり働いてもらえれば、しっかり元は取れます。
にもかかわらず、すぐ辞められると、時間とお金が無駄になります。
当然、採用担当者にも責任が問われます。
採用担当者も会社員。
新人がすぐ辞めると、上層部から「きちんと面接を行ったのか」などの厳しい評価が下されるでしょう。
社内で「採用担当者として失格」と言われる場面もあり得るのです。
採用担当者は、企業に貢献する人材を探す一方で、採用を失敗しないよう慎重になっています。
そのため、書類選考が厳しかったり、面接が複数回あったり、圧迫面接が行われたりします。
応募者にとって、圧迫面接は迷惑に感じるかもしれませんが、それは面接官が本気である姿でもあるのです。
さて、こうした採用担当者の事情を知れば、あなたも採るべき対策が見えてきます。
これこそが、就業意欲のアピールです。
しっかり働く宣言とは、辞めないことの宣言にもつながります。
入社すれば、つらいことがあっても乗り越え、しっかり働くことをアピールしましょう。
強い就業意欲がしっかり伝われば、採用担当者はあなたの学歴や能力にかかわらず、高く評価するでしょう。