執筆者:水口貴博

就職活動の30の裏事情

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筆記試験が悪ければ、確実に選考で落とされるのか。

筆記試験が悪ければ、確実に選考で落とされるのか。 | 就職活動の30の裏事情

「試験」という響きがあるためでしょうか。

「筆記試験は、高得点でなければ通過できない」と思いますが、そうとは限りません。

筆記試験の評価基準は、企業によってさまざまです。

もちろん筆記試験が高得点であればあるほど好ましいのは間違いありませんが、例外はたくさんあります。

一般常識が悪くても、専門知識が豊富なら、通過できる場合もあるでしょう。

時事問題に疎くても、一般常識があれば、通過できる場合もあるでしょう。

エントリーシートや履歴書などから意欲や熱意が感じられれば、筆記試験の結果にかかわらず、通過できる場合もあります。

筆記試験の結果は参考程度としている企業すらあります。

そもそも、筆記試験を実施しない企業もたくさんあります。

筆記試験の評価基準は企業によって異なるため、一概には言えないのです。

だからとはいえ、筆記試験を手抜きしていいわけではありません。

筆記試験対策は、大学1年や2年など、いつでも自由に始めることができる特徴があります。

学業との両立で忙しいとは思いますが、時間を工面して、できるだけ筆記試験の対策をしておきましょう。

就職活動の裏事情(13)
  • 筆記試験の評価基準は、企業によって異なることを把握する。
なぜ文系が入社して最初の仕事は、営業なのか。

就職活動の30の裏事情

  1. なぜ企業は、新卒を好むのか。
  2. 求人広告で見かける「女性歓迎」の意味とは。
  3. 文系と理系。
    どちらが就職に有利か。
  4. 独身者と既婚者。
    就職に有利なのはどちらか。
  5. 入社日が「応相談」である意図とは。
  6. 企業は小論文を通して、何を見ようとしているのか。
  7. 締め切りのない求人の意味とは。
  8. なぜ「面接は複数回」という曖昧な表記があるのか。
  9. なぜ「3年間は働きなさい」と言われるのか。
  10. 企業からの電話は、非通知でかかってくることもある。
  11. なぜ企業は、非通知で電話をかけてくることがあるのか。
  12. 筆記試験で評価されるのは、点数だけとは限らない。
  13. 筆記試験が悪ければ、確実に選考で落とされるのか。
  14. なぜ文系が入社して最初の仕事は、営業なのか。
  15. 大学名で判断されることを、不公平と考えない。
  16. 年齢条件で、よくある見間違い。
  17. 有利になる通勤時間。
    不利になる通勤時間。
  18. 求人がなくなったから、募集もしていないとは限らない。
  19. 採用担当者も、実は就職雑誌を読んでいる。
  20. 就職活動で、推薦状を使うときのデメリット。
  21. コネを使うときに覚悟しておきたい事情とは。
  22. 社員の雰囲気には、自然と社内の事情が表れる。
  23. なぜ、非公開の求人が存在するのか。
  24. 採用担当者は、応募者の名前で検索している。
  25. なぜ、筆記試験が存在するのか。
  26. なぜ、荷物置き場のない面接が多いのか。
  27. 採用担当者にも、恐れていることがある。
  28. グループディスカッションが行われる、3つの理由。
  29. 不採用通知の後、選考通過の連絡が届いた。
    結果が変わった理由とは。
  30. 卒業間近になると、急に募集枠が増える理由とは。

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