執筆者:水口貴博

魅力的なプレゼンをする30のコツ

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聞き手を参加させるプレゼンは、飽きさせない。

聞き手を参加させるプレゼンは、飽きさせない。 | 魅力的なプレゼンをする30のコツ

魅力的な大道芸人は、観客を芸に巻き込みます。

いきなり巻き込まれるのは驚きますが、唐突であるだけに、はらはらした芸になります。

成り行きが気になるため、多くの観客が注目するでしょう。

そういう点は、発表者も見習うべきです。

発表者ばかりが一方的に発言していませんか。

聞き手は、ただ見聞きするだけになります。

発表の途中、聞き手を巻き込むような演出を加えましょう。

たとえば、聞き手に質問を投げ、答えてもらうような演出をしてみましょう。

聞き手の1人に「最近はどのような携帯に興味を持っていますか」と答えてもらいます。

発言に注意が向きますし、聞き手の発言は生々しくて信用できます。

もしくは、聞き手に何かアクションを要求するのも名案です。

「Aだと思う人は右手を挙げてください。Bだと思う人は左手を挙げてください」

手を挙げるくらいなら、手間もかかりませんし、すぐできますね。

とにかく、発表者ばかりが一方的にならず、聞き手にも何かアクションをさせることです。

聞き手に動いてもらうことで、発表にリアリティーが生まれます。

ほかの聞き手の注意喚起にもつながり、より生き生きしたプレゼンになるのです。

魅力的なプレゼンをするコツ(24)
  • 聞き手にアクションをさせる演出を仕掛ける。
万が一に備え、データは2つに分けて持っていく。

魅力的なプレゼンをする30のコツ

  1. ポインターを使っているだけで、賢く見える。
  2. プレゼンは、企画書提出の段階で、勝負の半分が決まっている。
  3. SDS法とPREP法は、プレゼンでは欠かせない基本構成。
  4. プレゼンにテーマを作り、冒頭で発表する。
  5. 誰もが振り向くキーワードを、さりげなく含める。
  6. 上級者は、原稿なしでプレゼンを始める。
  7. 聞き手が眠くなるのは、問いかけないからだ!
  8. 要点は、もっと、短くできる!
  9. プレゼンの最中で思わぬアクシデントが発生。
    さあ、どうするか。
  10. 相手のことを知らなければ、魅力的なプレゼンはできない。
  11. プレゼンでの説明は、文語体と口語体のどちらがいいのか。
  12. プレゼンで必要な機器は、可能なかぎり、自分で準備する。
  13. メラビアンの法則から学ぶ、プレゼンで大切な3つのポイント。
  14. 開催時間を調整できるなら、ぜひ午前中に。
  15. 資料作成に力を入れても、目的になってはいけない。
  16. なぜ、わざわざプレゼンを開くのか。
  17. よいプレゼンのために、質の高いプレゼンをたくさん受講する。
  18. 時代に合った、プレゼンの手本の見つけ方。
  19. プレゼンが終わった後で、気を抜かない。
  20. プレゼンで最も力を入れるべきは、最初の10分。
  21. 重要な情報を最初に言うと、聞き手の集中力が持続しやすくなる。
  22. 休憩を挟むと、聞き手の集中力は回復する。
  23. プレゼンと電話対応には、深いつながりがある。
  24. 聞き手を参加させるプレゼンは、飽きさせない。
  25. 万が一に備え、データは2つに分けて持っていく。
  26. プレゼンの開始時間は、すでに発表の信頼に関わっている。
  27. プレゼンで、不幸にちなんだ体験談を混ぜよ。
  28. 「後で資料を見ておいてください」という言い方はやめる。
  29. プレゼンで本物を見せると、聞き手は身を乗り出す。
  30. 聞き手と目を合わせて話すことができれば、きっといいプレゼンができるに違いない。

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