人生で最も強く感じるストレスのトップスリーがあります。
3位が「夫婦別居」、2位が「離婚」、1位が「配偶者の死」です。
特に配偶者の死は、人生で感じる、最も大きなストレスです。
ある日、大切なパートナーを失ってしまうことがあります。
パートナーを亡くしてから、自分まで後を追うように早死にしてしまう話をよく耳にします。
ストレス・ランキングからわかるように、パートナーを失った強いストレスで、自分まで急に衰えてしまうのでしょう。
たしかにパートナーを失うことは強いストレスですが、どうか生きる希望まで失わないでほしいのです。
パートナーが亡くなっても、まだ自分は生きています。
パートナーを失ったとき、残された自分にできることは何か。
パートナーが生きられなかった分の人生まで、生きることです。
少しでも長く生きて、人生を楽しんだり、人や社会に役だったりすることです。
そうすることが、亡くなったパートナーへの、一番の供養になります。
遅かれ早かれ、いずれは自分もパートナーのところに向かうことになります。
永遠の別れではありません。
「もう少しだけ待っていてください」と思い、前を向いて立ち直ることです。
希望を持って、残された人生を生きることが一番なのです。