執筆者:水口貴博

70代がしておきたい30のこと

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パートナーを失ったとき、残された自分にできることは何か。

パートナーを失ったとき、残された自分にできることは何か。 | 70代がしておきたい30のこと

人生で最も強く感じるストレスのトップスリーがあります。

3位が「夫婦別居」、2位が「離婚」、1位が「配偶者の死」です。

特に配偶者の死は、人生で感じる、最も大きなストレスです。

ある日、大切なパートナーを失ってしまうことがあります。

パートナーを亡くしてから、自分まで後を追うように早死にしてしまう話をよく耳にします。

ストレス・ランキングからわかるように、パートナーを失った強いストレスで、自分まで急に衰えてしまうのでしょう。

たしかにパートナーを失うことは強いストレスですが、どうか生きる希望まで失わないでほしいのです。

パートナーが亡くなっても、まだ自分は生きています。

パートナーを失ったとき、残された自分にできることは何か。

パートナーが生きられなかった分の人生まで、生きることです。

少しでも長く生きて、人生を楽しんだり、人や社会に役だったりすることです。

そうすることが、亡くなったパートナーへの、一番の供養になります。

遅かれ早かれ、いずれは自分もパートナーのところに向かうことになります。

永遠の別れではありません。

「もう少しだけ待っていてください」と思い、前を向いて立ち直ることです。

希望を持って、残された人生を生きることが一番なのです。

70代がしておきたいこと(23)
  • パートナーが生きられなかった分の人生まで、生きる。
故人とは、死後も会うことができる。

70代がしておきたい30のこと

  1. 70代は、最もラッキーな10年。
  2. 「あと10年しかない」より「まだ10年ある」と考える。
  3. 70代からやめるのではない。
    70代だからやってみる。
  4. 人生でやり残したことはありませんか。
  5. 役立たなくても、楽しければ、それでいい。
  6. これからの契約は、自分だけでは判断しない。
  7. 70代になれば、一回り大きなテレビに買い換える。
  8. 靴にお金をかけると、歩きたくなる。
  9. 親の晩年を、自分の晩年の参考にする。
  10. あなたの生き方は、いずれわが子が参考にする。
  11. 親の気持ちを理解するのも、親孝行。
  12. 新しい友人を作るのに、年齢は関係ない。
  13. 必ずしも、田舎が年配者に優しいとは限らない。
  14. 都会のほうが、年配者に優しい場合もある。
  15. かっとなりやすい年配者が増えている。
  16. 歯と寿命の深い関係。
  17. 新婚旅行をした場所へ、もう一度夫婦で行ってみませんか。
  18. 誰かと行く墓参りと、1人で行く墓参りは、まったく別物。
  19. 70代は、自分が恵まれていることに気づくとき。
  20. 満腹より、腹八分目。
  21. 新しい機械に触らないかぎり、操作は永遠に覚えられない。
  22. 人生のストレスランキングからわかること。
  23. パートナーを失ったとき、残された自分にできることは何か。
  24. 故人とは、死後も会うことができる。
  25. 病院の待ち時間の使い方が、あなたの人生を左右する。
  26. 自営業は、いつまで仕事を続けるべきか。
  27. 自分が死んだ後のことを、考えておく。
  28. 遺言書を書くなら、意識がはっきりしているうちがいい。
  29. 子どものために、遺産は本当に必要か。
  30. どんなにひどい病になっても、奇跡の回復を信じる。

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