年を取ると、新しい機械が苦手になります。
新しい機械には、新しい操作を覚えなければなりません。
「新しい時代にはついていけない」と言い、便利で新機種が登場しても、無視していませんか。
新発売の携帯電話、パソコン、電子辞書、テレビ、オーディオなどです。
やはり新しい機械は「操作がわからない。覚えられない」と思ってしまうでしょう。
しかし、よく考えると、おかしな話です。
誰でも最初は、操作がわからないのです。
新しい機械に触らないかぎり、操作は永遠に覚えられません。
誰でも最初は操作がわからないし、覚えられません。
本当に問題なのは、覚えようとしない姿勢です。
新しい挑戦から逃げる姿勢は、記憶力の低下以上に問題です。
記憶力を活用する機会がなければ、記憶力はもっと衰えます。
新しい機械とは、新しい体験の機会です。
頭より、体を動かすことです。
新しい機械は、説明書を見ながら指で操作していくうちに、覚えます。
新しい機械の操作を覚えることで、これまで不可能だったことが、可能になるかもしれません。
もっと簡単にできるようになるかもしれません。
新しい機械を触れば、時代の最先端を感じることができるでしょう。
若返りの体操と思って、新しい機会を触れてみましょう。
新しい行動をすれば、新鮮な情報が取り込まれ、生き生きするのです。