執筆者:水口貴博

70代がしておきたい30のこと

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都会のほうが、年配者に優しい場合もある。

都会のほうが、年配者に優しい場合もある。 | 70代がしておきたい30のこと

老後に引っ越しするなら、田舎と都会、どちらがいいのでしょうか。

実は、一概には言えないのが、現状です。

一般的には「年配者は田舎がいい」という声をよく耳にしますが、人によります。

田舎は、娯楽もサービスも少ないため、かえって不便を生じることがあります。

買い物にも、苦労します。

病院があっても、医療レベルが低く、十分な医療を受けられない可能性があります。

自然があるのはいいのですが、娯楽も刺激も少ないため、ぼけやすくなる可能性もあります。

「田舎が年配者に優しいとは限らない」と言えるのです。

さて「田舎が年配者に優しいとは限らない」と言えるということは、逆の考え方もできます。

「都会のほうが年配者に優しい場合もある」ということです。

日本は長寿の国として有名ですが、地域別で見ると、ランクインの上位には都会が目立ちます。

その1つが、東京の港区です。

東京の港区といえば、都会の中の都会です。

都会であればあるほど、あらゆるサービスが集結しています。

あらゆる不便も、お金さえあれば、何とかできます。

娯楽が多く、医療レベルも高いため、結果として豊かな老後を送れます。

人混みが多く、にぎやかです。

そうした刺激を「心地よい」と感じるタイプなら、都会に引っ越しするのも、1つの選択肢です。

人によっては、田舎より都会に引っ越したほうが、向いていることもあります。

だからこそ、一概には言えないのです。

大切なことは「自分はどちらが合っているのか」です。

老後を意欲的に楽しみたければ、都会も悪くはありません。

老後に引っ越しをするなら、田舎と都会、それぞれのメリットとデメリットをあわせて考えましょう。

固定観念に惑わされず、よく考えたうえで判断することが大切です。

70代がしておきたいこと(14)
  • アクティブな老後を求めるなら、都会への引っ越しを検討する。
かっとなりやすい年配者が増えている。

70代がしておきたい30のこと

  1. 70代は、最もラッキーな10年。
  2. 「あと10年しかない」より「まだ10年ある」と考える。
  3. 70代からやめるのではない。
    70代だからやってみる。
  4. 人生でやり残したことはありませんか。
  5. 役立たなくても、楽しければ、それでいい。
  6. これからの契約は、自分だけでは判断しない。
  7. 70代になれば、一回り大きなテレビに買い換える。
  8. 靴にお金をかけると、歩きたくなる。
  9. 親の晩年を、自分の晩年の参考にする。
  10. あなたの生き方は、いずれわが子が参考にする。
  11. 親の気持ちを理解するのも、親孝行。
  12. 新しい友人を作るのに、年齢は関係ない。
  13. 必ずしも、田舎が年配者に優しいとは限らない。
  14. 都会のほうが、年配者に優しい場合もある。
  15. かっとなりやすい年配者が増えている。
  16. 歯と寿命の深い関係。
  17. 新婚旅行をした場所へ、もう一度夫婦で行ってみませんか。
  18. 誰かと行く墓参りと、1人で行く墓参りは、まったく別物。
  19. 70代は、自分が恵まれていることに気づくとき。
  20. 満腹より、腹八分目。
  21. 新しい機械に触らないかぎり、操作は永遠に覚えられない。
  22. 人生のストレスランキングからわかること。
  23. パートナーを失ったとき、残された自分にできることは何か。
  24. 故人とは、死後も会うことができる。
  25. 病院の待ち時間の使い方が、あなたの人生を左右する。
  26. 自営業は、いつまで仕事を続けるべきか。
  27. 自分が死んだ後のことを、考えておく。
  28. 遺言書を書くなら、意識がはっきりしているうちがいい。
  29. 子どものために、遺産は本当に必要か。
  30. どんなにひどい病になっても、奇跡の回復を信じる。

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