「生理中は、においが気になる」
生理中のにおいは「鉄のさびたようなにおい」「腐った魚」「生ごみ」などと、例えられます。
どれも、あまり良い例えではありませんね。
生理中は、性器の周辺が、においやすい時期です。
膣からの出血が、生理用ナプキンに染み込みます。
もともと性器の周辺は、蒸れやすい部分です。
血のにおいが、高温多湿によって蒸れやすくなります。
菌が繁殖して不潔になり、独特のにおいが発生するのです。
そういう悩みを持つ女性も多いのではないでしょうか。
通気性のいいナプキンをすると、血のにおいがひどくなる一方、ナプキンで締めつけると、蒸れてにおいやすくなります。
難しいところですね。
ここでまず大切なことは、生理に対して悪い意識を持たないことです。
生理は、悪くありません。
生理があるのは、女性として営みが、きちんと行われている証拠です。
女性の生理は、仕方ないことです。
気をつけたいのは、生理用ナプキンの扱い方だけです。
生理用ナプキンは、できるだけ軽くて蒸れにくいものを選びましょう。
そのうえで、出血を感じれば、こまめに生理用ナプキンを取り換えるようにしましょう。
生理中に取り換える目安は、3、4時間に1回くらいです。
こまめに取り換えていれば、生理中でも血のにおいは抑えられます。
心身ともに、軽くなれるのです。