体を洗うのは、体臭予防の基本です。
毎日お風呂に入り、余分な汗、垢、皮脂などを落とすことが大切です。
汚れを落とした直後は、すっきりした清潔感が漂うでしょう。
しかし、です。
「毎日お風呂に入っているけど、まだにおう」
毎日お風呂に入っているにもかかわらず、まだにおいが続くなら、おかしな状況です。
それは「体を洗っている」のではなく「洗ったつもり」になっているのかもしれません。
最も忘れやすいのが、背中です。
背中は、普段、見えないところです。
手が届きにくいので、洗い方が不十分になり、垢や皮脂が残っていることがあります。
背中の洗い方が不十分であるため、垢や皮脂が残り、体臭の原因になっていることがあります。
「背中は見えないから、軽く洗ってしまおう」
「背中は、汚れやすいようにも思えない」
どきっとする心当たりはありませんか。
背中を甘く見る考えは、必ず手元にも表れます。
たしかに背中は普段隠れて見えない部分ですが、軽く洗っていい理由にはなりません。
むしろ逆です。
手が届きにくくて軽く考えてしまいやすい背中だからこそ、強く意識を向けて洗うことが大切です。
背中だけではありません。
足の裏。
足の指の間。
足の爪の垢。
脇の下。
お尻の割れ目。
耳の裏。
うなじ。
「そういえばあまり洗っていないな」という部分はありませんか。
細かい部分ほど、おろそかになってしまいがちです。
体の洗い足りない部分がないか、いま一度、再確認です。
体の隅々まで洗ってこそ、清潔感が漂うのです。