執筆者:水口貴博

きれいな肌になる30の方法

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きれいに汚れを落とすとはいえ、2回連続で洗顔はしない。

きれいに汚れを落とすとはいえ、2回連続で洗顔はしない。 | きれいな肌になる30の方法

きれいに洗顔することを、徹底的に皮脂を取ることだと考える人がいます。

特に、にきびがひどい人は、徹底的に皮脂は取り除いたほうがよいだろうと考えがちです。

にきびの原因であるアクネ菌は、皮脂を餌にして繁殖します。

驚くべきことに、皮脂をしっかり取るため、洗顔を2回連続でする人もいるようです。

2回も洗顔をすれば、毛穴の奥の皮脂まできれいに取れるでしょう。

しかし、これはいけません。

きれいに落とせはしますが、きれいに落としすぎるのです。

何度も洗顔をすると、皮脂だけでなく角質まで取りすぎてしまい、肌が乾燥します。

肌が乾燥した結果、角質が硬くなり、毛穴も詰まり、余計ににきびができやすくなります。

何度も洗顔したダメージによって、しみやしわの原因になることもあります。

きれいに洗顔するのは、皮脂を完全に取り除く意味ではありません。

汗を流したり、余分な皮脂を取り除いたりする程度です。

皮脂は、自分に肌に合った最高の油です。

どんな高級な乳液も、自分の皮脂腺から分泌される皮脂にはかないません。

取るほどいいのではなく、最低限、残しておくことが大切です。

せっかく、最上級の皮脂をすでに持っているわけです。

みすみすそれをすべて洗い流すのは、もったいないのです。

きれいな肌になる方法(11)
  • 洗顔とはいえ、皮脂を取りすぎないようにする。
肌に悩みがある人が陥りやすい「念入り」という悪循環。

きれいな肌になる30の方法

  1. 美しい肌を作るのは、美しい花を育てるのと同じこと。
  2. 話題性のあるスキンケアに、夢中になりすぎない。
  3. 洗顔料で顔を洗った後、顔が「きゅっきゅっ」とし始める本当の正体とは。
  4. 道具を使った洗顔は、原則、不要。
  5. 洗顔をしながら顔のマッサージは、肌を傷める原因になる。
  6. 粒が入った洗顔料は、原則、控える。
  7. 半身浴の待ち時間に美容パックをすると、効果が半減する。
  8. 「肌が怠ける」という言葉に振り回されない。
  9. 忙しい朝くらいは、化粧水を省いても大丈夫?
  10. 下手なマッサージをするくらいなら、しないほうがいいの?
  11. きれいに汚れを落とすとはいえ、2回連続で洗顔はしない。
  12. 肌に悩みがある人が陥りやすい「念入り」という悪循環。
  13. 乾燥肌は、敏感肌にもなりやすい。
  14. 脂性肌の人は、一度、脂性乾燥肌ではないかと疑ったほうがいい。
  15. 脂性乾燥肌の見分け方。
  16. 美肌を作るのに大切なのは、野菜より肉。
  17. 生理中に無理をすると、肌はもっと荒れる。
  18. 肌はわがままに育てたほうが、生き生き育つ。
  19. バブルバスから吹き出る泡を、マッサージとして使わない。
  20. 肌荒れの原因は、きれいに洗えるはずのシャワーが原因かもしれない。
  21. 大豆を使った食事には、美肌効果がある。
  22. 痩せすぎていても太りすぎても、女性ホルモンに差し支える。
  23. どんなに化粧品の品質がよくても、使い方が悪ければ、意味がない。
  24. 体の洗い方や洗う時間を、一定にしない。
  25. 眠れないとき「寝よう」と思うだけでは、根本的解決にはならない。
  26. 美肌のために野菜を食べるなら、できるだけ生のままが一番。
  27. 食器洗いによる手荒れには、ハンドクリームよりゴム手袋。
  28. 無駄毛の処理で毛を抜く方法は、肌を傷める原因になる。
  29. 黒ずんだ毛穴に美白用化粧品は、ほとんど意味がない。
  30. 限られた時間。
    バスタイムを取るか、睡眠時間を取るか。
    それが問題だ。

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