「まめに洗顔をすれば、にきびが治る」
そういうアドバイスを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
思春期のにきびでは、皮脂の分泌が多いので、まめな洗顔を勧めるアドバイスをよく耳にします。
ここで多くの人が過ちを犯すのです。
たしかに顔を清潔に保つことは大切です。
しかし、清潔を保つからとはいえ、1日に何度も洗顔するのはよくありません。
何度も洗顔すると、肌に余分なダメージを与えます。
肌の角質を落としすぎたり、肌を乾燥させたりするため、にきびはさらに悪化するのです。
顔をきれいにするからとはいえ、何度もこまめに洗えばいいわけではないのです。
では、どのくらいの頻度がいいのでしょうか。
一般的には「朝晩の2回」で十分です。
皮脂の分泌が多くても「朝昼晩の3回」が限界です。
皮脂のべたつきが苦手なら、あぶらとり紙で余分な皮脂を取り除けばいいだけです。
洗顔料は使わず、冷たい水のみで顔を洗うだけでもいいでしょう。
顔全体に冷たい刺激が伝わり、さっぱりして気持ちいいのです。