執筆者:水口貴博

きれいな肌になる30の方法

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粒が入った洗顔料は、原則、控える。

粒が入った洗顔料は、原則、控える。 | きれいな肌になる30の方法

さまざまある洗顔料の中でも、少し変わった洗顔料があります。

「小さな粒の入った洗顔料」です。

粒が肌との摩擦を高め、古い角質を効率よく落とすという洗顔料です。

「これなら毎日余分な角質を取り除け、きれいな肌でいられる」と思います。

小さな粒が肌の上を転がると気持ちいい人もいるでしょう。

しかし、原則として、小さな粒が入った洗顔料はおすすめしません。

むしろ控えるべきです。

原則として、洗顔に道具を使わないのと同じ理屈です。

粒が肌に余計な摩擦を作ってしまい、肌を傷めやすくなるのです。

小さな粒が毛穴に入って、ダメージを与えることも考えられます。

毛穴に入るほど小さくなくても、毛穴のかどとこすれて、毛穴を広げてしまうでしょう。

特に不向きなのは、にきび肌です。

悪化した傷口に粒が入り込んでしまうと、余計に傷が悪化します。

回復を遅らせてしまったり跡が残りやすくなったりします。

余分な角質を取り除く考えは正しいのですが、洗顔料として、1日に何度も使うものではありません。

優しく洗ったつもりでも、肌を傷めやすくなります。

「嫌だ。小さな粒の触感が好きだからどうしても使いたい」

どうしても使いたければ、ピーリングと同様、週に1回を目安にしましょう。

多くても、週に2回までです。

無駄な角質がある程度たまった状態なら、小さな粒が有効に働きます。

きれいな肌になる方法(6)
  • 原則、小さな粒入りの洗顔料は、控える。
半身浴の待ち時間に美容パックをすると、効果が半減する。

きれいな肌になる30の方法

  1. 美しい肌を作るのは、美しい花を育てるのと同じこと。
  2. 話題性のあるスキンケアに、夢中になりすぎない。
  3. 洗顔料で顔を洗った後、顔が「きゅっきゅっ」とし始める本当の正体とは。
  4. 道具を使った洗顔は、原則、不要。
  5. 洗顔をしながら顔のマッサージは、肌を傷める原因になる。
  6. 粒が入った洗顔料は、原則、控える。
  7. 半身浴の待ち時間に美容パックをすると、効果が半減する。
  8. 「肌が怠ける」という言葉に振り回されない。
  9. 忙しい朝くらいは、化粧水を省いても大丈夫?
  10. 下手なマッサージをするくらいなら、しないほうがいいの?
  11. きれいに汚れを落とすとはいえ、2回連続で洗顔はしない。
  12. 肌に悩みがある人が陥りやすい「念入り」という悪循環。
  13. 乾燥肌は、敏感肌にもなりやすい。
  14. 脂性肌の人は、一度、脂性乾燥肌ではないかと疑ったほうがいい。
  15. 脂性乾燥肌の見分け方。
  16. 美肌を作るのに大切なのは、野菜より肉。
  17. 生理中に無理をすると、肌はもっと荒れる。
  18. 肌はわがままに育てたほうが、生き生き育つ。
  19. バブルバスから吹き出る泡を、マッサージとして使わない。
  20. 肌荒れの原因は、きれいに洗えるはずのシャワーが原因かもしれない。
  21. 大豆を使った食事には、美肌効果がある。
  22. 痩せすぎていても太りすぎても、女性ホルモンに差し支える。
  23. どんなに化粧品の品質がよくても、使い方が悪ければ、意味がない。
  24. 体の洗い方や洗う時間を、一定にしない。
  25. 眠れないとき「寝よう」と思うだけでは、根本的解決にはならない。
  26. 美肌のために野菜を食べるなら、できるだけ生のままが一番。
  27. 食器洗いによる手荒れには、ハンドクリームよりゴム手袋。
  28. 無駄毛の処理で毛を抜く方法は、肌を傷める原因になる。
  29. 黒ずんだ毛穴に美白用化粧品は、ほとんど意味がない。
  30. 限られた時間。
    バスタイムを取るか、睡眠時間を取るか。
    それが問題だ。

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