執筆者:水口貴博

きれいな肌になる30の方法

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洗顔料で顔を洗った後、顔が「きゅっきゅっ」とし始める本当の正体とは。

洗顔料で顔を洗った後、顔が「きゅっきゅっ」とし始める本当の正体とは。 | きれいな肌になる30の方法

きゅっ、きゅっ、きゅっ。

洗顔料で顔を洗った後、独特の肌触りになります。

食器を洗い終わった後のきれいな食器のように、きゅっきゅっとなるのです。

「おっ! 肌がきれいになったな」

きゅっきゅっとする肌触りは、汚れがきちんと取れている印象がありますね。

汚れがきれいに取れた目安として考える人も多いのではないでしょうか。

しかし、きゅっきゅっとした肌触りだからとはいえ、必ずしも肌がきれいになったとは限りません。

きゅっきゅっという音の正体を知っていますか。

実は、水道に含まれるミネラル成分が、洗顔料に含まれている成分と結びついて、肌に付着した結果です。

きゅっきゅっとした、独特の摩擦を生み出し始めるのです。

摩擦があるから、きゅっきゅっと音がします。

本当にきれいに取れたなら、きゅっきゅっという摩擦はありませんし、音もしません。

特に自宅の水道水が硬水の場合、頻繁に見られる現象のはずです。

硬水には、数多くのミネラル成分が含まれているため、きゅっきゅっとした肌触りになりやすいのです。

つまり、きゅっきゅっとする状態は、余分な成分が肌に付着している状態です。

汚れが取れたかどうかを確かめる目安にはなりません。

必ずしも、理想の肌の状態とは限らないのです。

では、本当の理想はどのような状態でしょうか。

ぬるぬるでもなく、きゅっきゅっとした状態でもありません。

つるつるした状態です。

何も汚れが含まれていない素肌は、これという特別な摩擦はありません。

これが、肌がきれいになったという本当の目安なのです。

きれいな肌になる方法(3)
  • きゅっきゅっとした肌触りを、きれいになった目安にしないようにする。
道具を使った洗顔は、原則、不要。

きれいな肌になる30の方法

  1. 美しい肌を作るのは、美しい花を育てるのと同じこと。
  2. 話題性のあるスキンケアに、夢中になりすぎない。
  3. 洗顔料で顔を洗った後、顔が「きゅっきゅっ」とし始める本当の正体とは。
  4. 道具を使った洗顔は、原則、不要。
  5. 洗顔をしながら顔のマッサージは、肌を傷める原因になる。
  6. 粒が入った洗顔料は、原則、控える。
  7. 半身浴の待ち時間に美容パックをすると、効果が半減する。
  8. 「肌が怠ける」という言葉に振り回されない。
  9. 忙しい朝くらいは、化粧水を省いても大丈夫?
  10. 下手なマッサージをするくらいなら、しないほうがいいの?
  11. きれいに汚れを落とすとはいえ、2回連続で洗顔はしない。
  12. 肌に悩みがある人が陥りやすい「念入り」という悪循環。
  13. 乾燥肌は、敏感肌にもなりやすい。
  14. 脂性肌の人は、一度、脂性乾燥肌ではないかと疑ったほうがいい。
  15. 脂性乾燥肌の見分け方。
  16. 美肌を作るのに大切なのは、野菜より肉。
  17. 生理中に無理をすると、肌はもっと荒れる。
  18. 肌はわがままに育てたほうが、生き生き育つ。
  19. バブルバスから吹き出る泡を、マッサージとして使わない。
  20. 肌荒れの原因は、きれいに洗えるはずのシャワーが原因かもしれない。
  21. 大豆を使った食事には、美肌効果がある。
  22. 痩せすぎていても太りすぎても、女性ホルモンに差し支える。
  23. どんなに化粧品の品質がよくても、使い方が悪ければ、意味がない。
  24. 体の洗い方や洗う時間を、一定にしない。
  25. 眠れないとき「寝よう」と思うだけでは、根本的解決にはならない。
  26. 美肌のために野菜を食べるなら、できるだけ生のままが一番。
  27. 食器洗いによる手荒れには、ハンドクリームよりゴム手袋。
  28. 無駄毛の処理で毛を抜く方法は、肌を傷める原因になる。
  29. 黒ずんだ毛穴に美白用化粧品は、ほとんど意味がない。
  30. 限られた時間。
    バスタイムを取るか、睡眠時間を取るか。
    それが問題だ。

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