執筆者:水口貴博

きれいな肌になる30の方法

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痩せすぎていても太りすぎても、女性ホルモンに差し支える。

痩せすぎていても太りすぎても、女性ホルモンに差し支える。 | きれいな肌になる30の方法

女性ホルモンの1つエストロゲンが分泌されると、肌の調子がよくなります。

生理が終わって10日間ほど、肌の調子がよくなるはずです。

エストロゲンは、生理が終わってから1週間、普段より何倍も多く分泌されるため、肌の調子がよくなるのです。

また、大豆を使った食事も、エストロゲンと似た働きがあるため、美肌に効果があることが確認されています。

エストロゲンを積極的に取ることで、肌の調子がよくなり、美肌へとつながるのです。

ただし、エストロゲンが正常に働くには、1つ条件があります。

エストロゲンは、脂肪の中で分解されたり合成されたりします。

つまり、エストロゲンは、ある程度の脂肪があって、初めて正常に働くのです。

体脂肪が20パーセント以下になると、脂肪が少なすぎるため、女性ホルモンがうまく働きにくくなります。

痩せている人にやつれている人が多いのは、そのためです。

では、脂肪さえたくさん取ればいいのかというと、それもいけません。

たしかにエストロゲンは脂肪の中で代謝されますが、大量の脂肪がありすぎるのも、かえって代謝を妨げるのです。

体脂肪が30パーセントを超えると、エストロゲンの代謝を妨げるようになります。

では、適度な脂肪の量とはどのくらいでしょうか。

ずばり、体脂肪が20パーセント以上、30パーセント以下の状態です。

この範囲内なら、エストロゲンの代謝が最もスムーズに働くようになります。

あなたの体脂肪はいくつですか。

体重ばかりを気にするのではなく、体脂肪もきちんと計測しましょう。

きれいな肌になる方法(22)
  • 体脂肪は、20パーセント以上、30パーセント以下に抑える。
どんなに化粧品の品質がよくても、使い方が悪ければ、意味がない。

きれいな肌になる30の方法

  1. 美しい肌を作るのは、美しい花を育てるのと同じこと。
  2. 話題性のあるスキンケアに、夢中になりすぎない。
  3. 洗顔料で顔を洗った後、顔が「きゅっきゅっ」とし始める本当の正体とは。
  4. 道具を使った洗顔は、原則、不要。
  5. 洗顔をしながら顔のマッサージは、肌を傷める原因になる。
  6. 粒が入った洗顔料は、原則、控える。
  7. 半身浴の待ち時間に美容パックをすると、効果が半減する。
  8. 「肌が怠ける」という言葉に振り回されない。
  9. 忙しい朝くらいは、化粧水を省いても大丈夫?
  10. 下手なマッサージをするくらいなら、しないほうがいいの?
  11. きれいに汚れを落とすとはいえ、2回連続で洗顔はしない。
  12. 肌に悩みがある人が陥りやすい「念入り」という悪循環。
  13. 乾燥肌は、敏感肌にもなりやすい。
  14. 脂性肌の人は、一度、脂性乾燥肌ではないかと疑ったほうがいい。
  15. 脂性乾燥肌の見分け方。
  16. 美肌を作るのに大切なのは、野菜より肉。
  17. 生理中に無理をすると、肌はもっと荒れる。
  18. 肌はわがままに育てたほうが、生き生き育つ。
  19. バブルバスから吹き出る泡を、マッサージとして使わない。
  20. 肌荒れの原因は、きれいに洗えるはずのシャワーが原因かもしれない。
  21. 大豆を使った食事には、美肌効果がある。
  22. 痩せすぎていても太りすぎても、女性ホルモンに差し支える。
  23. どんなに化粧品の品質がよくても、使い方が悪ければ、意味がない。
  24. 体の洗い方や洗う時間を、一定にしない。
  25. 眠れないとき「寝よう」と思うだけでは、根本的解決にはならない。
  26. 美肌のために野菜を食べるなら、できるだけ生のままが一番。
  27. 食器洗いによる手荒れには、ハンドクリームよりゴム手袋。
  28. 無駄毛の処理で毛を抜く方法は、肌を傷める原因になる。
  29. 黒ずんだ毛穴に美白用化粧品は、ほとんど意味がない。
  30. 限られた時間。
    バスタイムを取るか、睡眠時間を取るか。
    それが問題だ。

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