洗顔の途中、ふと、気づくことがあります。
洗顔の手の動きは、顔のマッサージの動きと、似ています。
「洗顔のついでに、顔のマッサージもすればいいのではないか」
たしかに発想は素晴らしいのですが、実際にはよくありません。
洗顔とマッサージは、動きこそ似ていますが、使われるものが違います。
マッサージで使うオイルは、あくまでマッサージをするためのものです。
長時間、肌を揉んだりこすったりしても、肌に負担をかけないよう、滑りが強いオイルが使われています。
一方、洗顔料は、あくまで洗顔をするためのものです。
洗顔料には、短時間で汚れを浮かして落とすことに重点を置いた成分が含まれています。
刺激の強い洗顔料を肌につけた状態で、揉んだりこすったりするのは肌に大変な負担をかけてしまいます。
絶対に、避けるべき行為です。
洗顔は洗顔であり、マッサージはマッサージです。
洗顔と顔のマッサージは、別々に分けるのが正解なのです。