執筆者:水口貴博

きれいな肌になる30の方法

21

大豆を使った食事には、美肌効果がある。

大豆を使った食事には、美肌効果がある。 | きれいな肌になる30の方法

生理が終わってからの10日間、肌の調子がよくなった経験はありませんか。

にきびが減り、肌がみずみずしくなったり、つるつるしたりなど、肌が絶好調になる不思議な経験です。

気のせいかと思いますが、気のせいではありません。

実は、生理後のおよそ10日間は、女性ホルモンの1つ「エストロゲン」が大量に分泌されます。

エストロゲンは、別名「美肌のホルモン」といわれています。

エストロゲンが分泌されると、肌が潤い、にきびができにくい状態になります。

エストロゲンがずっと分泌され続けてくれればいいのですが、波があり、生理後10日間のみなのです。

ここで朗報です。

実は普段の食事の中で、女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用を持つ食品が確認されています。

大豆を使った食事です。

大豆を使った食事には「大豆イソフラボン」という物質が含まれています。

大豆イソフラボンの分子構造は、エストロゲンとの分子構造と似ているため、働きも似通っているのです。

積極的に大豆を使った食事を心がけると、普段から肌の調子を上げることができます。

納豆、豆腐、豆乳などです。

大豆を使った食事には、美肌効果があるのです。

ただし、積極的に口にするとはいえ、大量に食べすぎるのは注意しましょう。

女性ホルモンであるエストロゲンが大量に分泌されると、がんのリスクが高まることが報告されています。

同様に、大豆製品の食事を大量に取りすぎると、エストロゲンの副作用と同様、がんのリスクが高まることが報告されています。

豆乳なら、1日1パック(およそ200ミリリットル)。

納豆なら、1日1パック(およそ100グラム)。

豆腐なら、1日半丁です(およそ100グラム)。

一度に大量に食べようとするのではなく、あくまで普段の食事に加えるよう、自然な形がおすすめです。

積極的に大豆を使った食事を口にして、肌の調子をよくしましょう。

きれいな肌になる方法(21)
  • 大豆製品を普段の食事に加えて、肌の調子をよくする。
痩せすぎていても太りすぎても、女性ホルモンに差し支える。

きれいな肌になる30の方法

  1. 美しい肌を作るのは、美しい花を育てるのと同じこと。
  2. 話題性のあるスキンケアに、夢中になりすぎない。
  3. 洗顔料で顔を洗った後、顔が「きゅっきゅっ」とし始める本当の正体とは。
  4. 道具を使った洗顔は、原則、不要。
  5. 洗顔をしながら顔のマッサージは、肌を傷める原因になる。
  6. 粒が入った洗顔料は、原則、控える。
  7. 半身浴の待ち時間に美容パックをすると、効果が半減する。
  8. 「肌が怠ける」という言葉に振り回されない。
  9. 忙しい朝くらいは、化粧水を省いても大丈夫?
  10. 下手なマッサージをするくらいなら、しないほうがいいの?
  11. きれいに汚れを落とすとはいえ、2回連続で洗顔はしない。
  12. 肌に悩みがある人が陥りやすい「念入り」という悪循環。
  13. 乾燥肌は、敏感肌にもなりやすい。
  14. 脂性肌の人は、一度、脂性乾燥肌ではないかと疑ったほうがいい。
  15. 脂性乾燥肌の見分け方。
  16. 美肌を作るのに大切なのは、野菜より肉。
  17. 生理中に無理をすると、肌はもっと荒れる。
  18. 肌はわがままに育てたほうが、生き生き育つ。
  19. バブルバスから吹き出る泡を、マッサージとして使わない。
  20. 肌荒れの原因は、きれいに洗えるはずのシャワーが原因かもしれない。
  21. 大豆を使った食事には、美肌効果がある。
  22. 痩せすぎていても太りすぎても、女性ホルモンに差し支える。
  23. どんなに化粧品の品質がよくても、使い方が悪ければ、意味がない。
  24. 体の洗い方や洗う時間を、一定にしない。
  25. 眠れないとき「寝よう」と思うだけでは、根本的解決にはならない。
  26. 美肌のために野菜を食べるなら、できるだけ生のままが一番。
  27. 食器洗いによる手荒れには、ハンドクリームよりゴム手袋。
  28. 無駄毛の処理で毛を抜く方法は、肌を傷める原因になる。
  29. 黒ずんだ毛穴に美白用化粧品は、ほとんど意味がない。
  30. 限られた時間。
    バスタイムを取るか、睡眠時間を取るか。
    それが問題だ。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION