幹事は店が決まり、参加人数がわかれば、おおむね予算がわかります。
参加者からお金を集めて、費用を店に支払う。
請求された金額をそのまま支払おうとしますが、要注意です。
自分の財布から支払うわけではないので、節約に対する意識が低くなりやすいところです。
参加者から集めたお金だから、難しく考えなくてもいいかと思うのは、よくありません。
上司や周りの人たちから、コストに対する意識が低いと思われるからです。
少しでもコストに対する意識を持ちましょう。
「何とか安くならないか」
頭をひねり、少しでもコストを下げるのが、幹事の仕事です。
たとえば、幹事が店を選ぶときには、クーポン券が使えないか考えてみましょう。
居酒屋の情報誌などには、クーポン券がついているものもあります。
大人数で予約をするときに、団体割引ができないか交渉してみましょう。
団体割引の情報が、ウェブサイト上に載っていなくても、店長と直接交渉をすれば、応じてくれることもあります。
何らかの手段で減額ができたなら、きちんと上司にも報告しましょう。
「きちんと会社のことを考えているな。気が利くな」
コスト意識が高い幹事は、やはり上司からも一目置かれるのです。