「そういえば、上司の誕生日はいつですか」
普段の会話で、さりげなく誕生日を聞いてメモしておきましょう。
正確に月日まで聞いておきます。
なぜ上司の誕生日を聞くのでしょうか。
宴会を開く日程の参考になるからです。
宴会を開く話になったとき、上司の誕生日を参考にしましょう。
上司の誕生日が近づけば、何らかの理由をこじつけ、宴会を開くのです。
いわゆる、サプライズで誕生日を祝うことです。
上司が既婚者の場合、家庭で誕生日を祝うこともありますから、前もって日程の了承を得ておくといいでしょう。
上司の了承が得られれば、幹事は上司に贈るプレゼントのお金をメンバーから集め、上司へのプレゼントを用意します。
さて、宴会当日です。
初めは、ありきたりな雰囲気で始めますが、宴もたけなわになれば、幹事の仕事です。
「皆さん、今日は何の日がご存じでしょうか。実は上司の誕生日です。おめでとうございます!」
部下からの注目が集まると同時に、拍手されます。
上司としては、大喜びするはずです。
部下がお金を出し合って買ったプレゼントを贈りましょう。
上司は大喜びするに違いありません。
その瞬間、宴会が誕生日会になります。
「こんないい部下たちを持って、私は幸せだ」
上司は、はっと気づくのです。
たまたま自分の誕生日に宴会の日程がかぶったのではなく、実は意図的であったことに。
上司は、宴会という名の誕生日会を主催した幹事を、いつも以上に高く評価するでしょう。
翌日から、あなたを見る目が変わるに違いありません。